首都圏の私立大の受験シーズンが終盤戦を迎えている。早稲田大は21日、商学部の一般選抜入学試験を東京・新宿区の早稲田キャンパスで実施した。Xや受験生向け掲示板などには、試験を終えた受験生のさまざまな声があふれた。
一般入試は「地歴・公民型」と「数学型」の2方式。「地歴・公民型」は、外国語(配点80点)、国語(配点60点)に加え、世界史・日本史・政治・経済から1科目を選ぶ地歴・公民(同)の3教科。一方「数学型」は、外国語(配点60点)、国語(同)、文系数学(同)の3教科。なお、両方式とも外国語で英語以外の科目(ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語)を選択した場合は大学入学共通テストの配点200点を各方式の配点に調整して利用。「数学型」で英語を選択した場合は「地歴・公民型」と同一の試験を受験し、素点80点を60点に調整して利用する入試制度となっている。試験終了後、SNSでは科目間の難易度差や過酷な試験環境に関する投稿が相次いだ。
「最後の10秒でplease scoreって書いて提出」
英語に関しては、難易度よりもその圧倒的な分量に悲鳴が殺到。
「文章自体はそんな難しくないんだろうけど分量えぐいて」
「ローソンでハピローが頭に浮かぶくらい増量した」
「内容がそんなにむずくないのが余計にウザいよな。時間さえあれば解けるのに手つけられないのが1番メンタルくる」
などと、悔しさを滲ませる投稿が見られた。また、
「並び替えは時間なかったから最後の10秒でplease scoreって書いて提出した」
「解答用紙の配置カス過ぎて10回ぐらい書き間違えるし、なんなんあれ?」
と自暴自棄や、形式への不満も噴出。なかには
「トイレ行くことにしたよ…試験には落ちても自分の尊厳を守れたことを誇りに思う」
との報告もあった。
対照的に、国語は拍子抜けするほどの易化だったようだ。
「ぬるい、ぬるすぎる!!!!」
「国語がまじで良心的に感じたこんくらいでいいのよ難易度は」「三浪で国語の偏差値が駿台で75を超える俺が現代文の最後はイであることを保証する。尚英語を失敗したので合格することはないだろう」
と安堵や嘆きの書き込みも。結果として、
「英語ができたやつが受かる慶應と化した早稲田商学部」
「全学部で英語アホみたいに難しくして国語アホみたいに簡単にして世界へ羽ばたこうとしてるやん」
と早大全体の「英語偏重・国語易化」の傾向を鋭く指摘する声が上がった。3時限目では世界史から易化との感触が相次いだ。
「マジで早稲田に募金しただけやん」
その他にも、試験開始時の行動について、
「始まった時に名前書けって言われてるのに書かないやつはなんなの?」
「名前書かない戦略してる奴、周りの時間奪ってるで、人の心とかないんか?」
といった苛立ちが書き込まれた。また、
「え、マジで帰るよ?普通に金と時間無駄にしただけだわ」
「マジで早稲田に募金しただけやん俺」
「受かってるやつは頼むから午後からは帰ってくれ」
と戦意喪失する者が続出したり、
「受けなくて正解だったっぽいな」
とあまりの過酷を知り、試験回避に胸をなでおろす受験生もいた。
さらに、
「おーわたおーわたおーわたったったー♪人生詰みましたったったー♪今世は捨てましたったったー♪」
「落ちたらガチで浪人か日吉収監(慶大日吉キャンパス)か葛藤すると思う」
「出来が悪すぎて泣くかわりに鳴いてみました」
とユーモアあふれる投稿も。極めつけには
「試験監督、『不正認定』を『不正確定』って読むのやめてほしい おもしろいから」
といった報告もされている。
早大は商学部の合格発表を3月1日に行う。また、22日に社会科学部、23日にスポーツ科学部の一般選抜試験を実施する。

