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【獣医が解説】猫の加齢に気づけていますか?シニア期の見せる「変化」と対策してあげたい事

【獣医が解説】猫の加齢に気づけていますか?シニア期の見せる「変化」と対策してあげたい事

どんな対策が有意義?

食器からフードを食べている猫

加齢による変化に気づいたら、猫ちゃんも負担を感じている可能性があります。

また、さらなる変化や、変化によるトラブルも起こり得るでしょう。

より健康で快適に長生きしてもらうために、飼い主さんも対策をとることをおすすめします。

食事の見直し

加齢によって食生活も変化する可能性があります。

口腔内トラブルをもつ高齢の猫ちゃんも多く、摂食量の変化や食事そのものに対する興味が薄れてしまう場合もあるでしょう。

症状はお薬によって緩和させることもできますが、健康で活動的な体を維持するためには適切な食事をしっかりと摂ることが欠かせません。

無理せずに、必要な栄養をしっかりと摂れるごはんを選んであげましょう。

また、食事のタイミングや頻度なども、消化器に負担をかけにくいものや、猫ちゃんが食欲をわかせることのできるものに見直してあげると、しっかりと必要な栄養や熱量を摂取できる可能性があります。

生活環境の見直し

高齢になると、運動器の変化や認知機能の変化によって、行動パターンが変わる場合が多いです。

今まで高い場所にのぼれていた猫ちゃんがのぼりづらくなったり、狭い場所を好んでいた猫ちゃんが一度入った狭い場所から出られなくなってしまうなど、トラブルにつながるケースもあります。

また、認知症により不安を強く感じて鳴くようになるなどの場合もあり、今までは飼い主さんとの距離が一定だった猫ちゃんも、飼い主さんとより密接に暮らした方が安心できるという場合もあります。

猫ちゃんの様子を見ながら、猫ちゃんの生活するエリアで危険はないかどうかを確認し、飼い主さんの気配を感じられるような居場所づくりができるとより安心です。

動物病院との関係の見直し

猫ちゃんは動物病院など外へ出る子が苦手な子も多く、今まで健康だったために、かかりつけの先生はいないというご家庭もあるのではないでしょうか。

しかし、加齢とともに体の変化も起こり、今まで見られなかったようなトラブルに直面する機会も増えます。

受診の便利さや、往診の可否、猫ちゃんに特化した病院かどうかなどを判断基準として、改めてかかりつけの先生を選び、相談しやすい信頼関係を築くことも大切です。

また、猫ちゃんは高い確率で高齢になると腎臓のトラブルになることがあり、治療をする必要性もあるため、動物病院にお世話になる可能性は高いです。

健康なうちから動物病院をどのように利用するかということを見直してみることをおすすめします。

まとめ

カーペットの上で穏やかに眠る猫

飼い主さんにとって、小さいころからお迎えした猫ちゃんは、いつまでも自分の子供のように幼いままに感じてしまいがちです。

しかし、人間よりも速いスピードで歳をとり、気づけば飼い主さんの年齢を抜かしていく傾向があります。

いつまでも若々しくいてほしいという願いはもちろんあると思いますが、体は徐々に衰えが見えてきてしまうのが現実です。

老いは目を背けたくなる現実かもしれませんが、おうちの猫ちゃんが感じる負担が少しでも減らせるように、飼い主さんがいち早く変化に気づいてあげることが理想的でしょう。

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