女優の髙石あかりがヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(総合ほか)。24日に放送される第102回の見どころを解説する。
朝ドラ「ばけばけ」第102回(2月24日放送予定)ポイント
レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)作家として生計を立てると宣言
しかし学校の仕事に忙殺され書く時間が持てない
焦りで家族に当たるヘブンを見た妻のトキが動く
朝ドラ「ばけばけ」第21週「カク、ノ、ヒト。」(第101〜105回)これまでのストーリー展開(ネタバレあり)
ヘブンが原稿を書けるようになり、家族たちは一安心。雑音が嫌いな彼のために音を立てず夕餉を食べた。「カケタ!」。ヘブンが原稿を書き上げると、家族は「よかった」「おめでとう」とねぎらう。家族のおかげで書くことができたというヘブンの言葉にトキは安堵した。
ある日、教員室でヘブンは同僚の作山(橋本淳)から「実は、この第五高等中学校が、なくなるという話がありまして」と聞かされる。同僚のロバート・ミラー(ジョー・トレイメン)も驚いた様子で、作山によると、帝国議会で高等中学を減らすことが審議されているという。ロバートは「教育に力を入れないでどうする! 日本の政治家は何を考えてる!」と激怒。熊本に来たばかりのヘブンも、「冗談じゃない! 家族になんていえばいい! 日本の政治家は何を考えてる!」と憤った。ヘブンは家族を心配させまいと、書生の錦織丈(杉田雷麟)と正木清一(日高由起刀)を呼び、2人に内緒にするよう相談。丈と正木も将来への不安を募らせた。
翌朝、この件が新聞に載り、トキはヘブンに事実を確認する。学校がなくなれば収入が途絶えるため、家族は働くしかない。女中のクマ(夏目透羽)は先行きを案じて泣きだす始末。ヘブンは「ダイジョウブ、オクマ。ミナサンモ、ダイジョウブ、ワタシ、カンガエル、アリマス、シンパイナイ…」となだめるが、名案はない。トキは収支を書き出し、月200円を稼ぐヘブンのおかげで暮らせていることを改めて実感する。「となると…学校がなくなったら大ごとだわねぇ」とこぼす母のフミ(池脇千鶴)。2人はかつての長屋暮らしを想像するが、「まぁとりあえず今は、よーけ貯まっとるけん」と蓄えがあることに胸をなで下ろした。父の司之介(岡部たかし)が相場師の荒金九州男(夙川アトム)に頼み、5倍に増やした金がたんすに眠っていた。その頃、司之介はその金を持ち出し、再び荒金と会っていた。「今度は本当に増やしてほしい…」と頼むが、荒金はいい話がないと渋る。司之介は強引に現金を託し、頭を下げた。
フミは早速内職を始め、トキとクマも手伝うが、クビを恐れるクマは涙が止まらない。クマが席を立ち、丈が空いた場所へ座ろうとすると、彼女が「そこはいかんばい!」と慌てて制止した。驚く丈に「私が今まで座っとったけん、ぬくもっとるけん。私の不幸せがうつるけん」と告げた。熊本の言いで、クマは、「座るなら、トントンと畳たたいてから。そぎゃんせんと…」と助言。そのまま座ろうとする丈に「いかんばいほんとに!」と声を荒らげた。丈は気圧され、別の場所へ座った。
そこにヘブン宛の為替が届く。中身は「80Yen」という大金で…。
朝ドラ「ばけばけ」第102回 見どころ
トキたちは、ヘブンの仕事がなくなるのではないかと心配。そこへ、ヘブン宛の原稿料が届けられる。予想以上の金額に驚く家族を前に、ヘブンは、これからは創作活動で稼いでみせると宣言。しかし、現実は想像以上に学校の仕事が忙しく、なかなか書く時間が持てない。トキは、焦りから家族に当たってしまうヘブンの姿を見て、彼を支えるために執筆の手伝いをしようと家族に提案する。
朝ドラ「ばけばけ」とは?
松江の没落士族の娘、小泉セツと、その夫で作家のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした物語。島根や熊本などを舞台に、怪談を愛し、何気ない日常を歩んでいく夫婦の姿をフィクションとして描く。脚本は「バイプレイヤーズ」(テレビ東京)や「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(総合)などで知られるふじきみつ彦氏。主題歌「笑ったり転んだり」をハンバート ハンバートが歌う。

