
千葉県柏市を中心とする東葛地域では、四国遍路を模した200年続く伝統行事「東葛印旛大師(送り大師)」が今も大切に守られている。地域密着型の旅行企画を行うかしわグリーン観光社は、この伝統行事に特別参加し、1日で心身をリセットできるツアー「二百年続く巡礼『送り大師』と坐禅・古民家を巡る旅」を、5月4日(月・祝)に開催する。現在、全6プランの予約を受付中だ。
都心から60分で叶う「半日のミニお遍路」

ほら貝の音が鳴り響く行列の先頭
「巡礼に興味はあるが、四国を40日以上歩くのはハードルが高い」。そんな現代人の想いに応えるのが、柏市の「東葛印旛大師(送り大師)」。
古くから地域住民の手で守られてきたこの行事は、四国霊場を模した札所を5日間かけて巡るものだが、「二百年続く巡礼『送り大師』と坐禅・古民家を巡る旅」ではそのエッセンスを凝縮。「半日のミニお遍路」として、美しい田園風景の中、地域の人々とともに約15か所の札所等を巡る。
独特の節をつけた「ヤレ南無大師遍照金剛」の唱和も、「東葛印旛大師(送り大師)」ならではの魅力だ。
昨年の参加者からは、「緑の風が気持ちいい中、皆で“ヤレ南無大師遍照金剛(なむだいし へんじょうこんごう)”と歌いながら歩く一体感が素晴らしかった」「ここでしかできない体験に価値を感じた」「令和の時代に集団で歩く体験が新鮮」「自分を考えるきっかけになった」といった声が届き、かしわグリーン観光社では、現代において「歩きながら自分を律する時間」がいかに求められているかを再確認したという。
ツアーのハイライトは「3つの和体験」
今年のツアーのハイライトは、自分と向き合う「3つの和体験」。
1つ目の和体験は、伝統行事「東葛印旛大師(送り大師)」への特別参加で、白衣と輪袈裟を身にまとい、独特の節回しの唱和とともに歩く非日常体験を味わうことができる。

2012年に完成した龍泉院の坐禅堂(柏市泉地域)
2つ目の和体験は、竹林の古寺「龍泉院」での坐禅体験。約770年の歴史を持つ名刹にて、千葉県内唯一の伝統的な坐禅堂で心を静める。

「曲家」構造が特徴的な染谷家住宅の主屋(柏市鷲野谷)
3つ目の和体験は、このツアー限定の国登録有形文化財「染谷家住宅」貸切見学。江戸時代の名主の屋敷で、歴史の趣に包まれ、安らぎの時間を過ごすことができる。
