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ピルの副作用『血栓症』のサインは? 注意するべき症状を解説【医師監修】

ピルの副作用『血栓症』のサインは? 注意するべき症状を解説【医師監修】

ピル服用の注意点と、新しい「血栓リスクの少ないピル」

ピル服用の注意点と、新しい「血栓リスクのないピル」

編集部

最近、新しいタイプのピルが登場したそうですね。

木崎先生

2025年6月30日に、新たな経口避妊薬「スリンダ錠28」が発売されました。これまで国内では未承認だったミニピルの一種で、エストロゲンを含まないプロゲステロン単剤(ドロスピレノン)です。

編集部

どんな人におすすめですか?

木崎先生

血栓症の危険性が極めて低く、体への負担が少ないのが特徴なので、40歳以上の人や、喫煙や肥満、出産直後などで従来のピルを服用できなかった人に特に向いています。また、これまでのピルが体質に合わなかった人なども、こちらを検討してみるとよいでしょう。

編集部

保険適用や費用、副作用も気になります。

木崎先生

保険は適用されず自費処方のため、クリニックごとで価格が異なります。例えば当院でも2025年7月から処方を開始していますが、1シート(1カ月分)で3300円(税込)、学生の場合は2980円。これ以外にも診察料がかかります。副作用は不正出血が出やすいことです。徐々に減ってくる可能性もありますが、しばらく続く場合もあります。

編集部

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

木崎先生

ピルは、毎日決まった時間に服用することが大切です。食前と食後、どちらで飲んでも大丈夫ですし、飲み忘れを防ぐためにも「自分が忘れにくい時間」を設定しておくとよいでしょう。1回飲み忘れただけだと大きく効果が落ちることは少ないものの、何度も続くと避妊効果が弱まったり、副作用が出やすくなったりすることがあります。また、症状によっては保険適用となる場合もありますし、ほかの病気が隠れている可能性もあります。気になる症状がある人は自己判断せず、一度医療機関を受診してください。

編集部まとめ

ピルは避妊だけでなく、月経痛の軽減や肌トラブル改善など、女性の健康を支える大切な薬です。血栓症のリスクはありますが、医師の管理下で正しく使用すれば安全に続けられます。また、2025年に登場した「スリンダ錠28」は、血栓リスクの少ない新時代のピルとして注目されています。自分に合った解決方法を見つけるために、まずは専門医に相談してみましょう。

配信元: Medical DOC

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