船長に訊く「ヒラメのコツ」
今期のヒラメについて、向後真太朗船長に訊いた。
──今期のヒラメ、例年に比べていかがですか?
船長「今年はね、イワシの群れが多いんですよね。そのせいか夏でも型が良いのが多かったです。ちょうど今は毎日同じ所へ行かないように、深場へ行ったり、浅場へ行ったりなんですが、この先は大体浅場で。北風が吹くんで、そこの屏風ヶ浦の陰で隠れる日が多くなるのかな。あんまり沖に行くことはなくなると思います」
──釣り方のコツやアドバイスは?
船長「捨て糸が長い方が多いですね。基本20~30cmで。ポイントによってはちょっと替えてもらうこともあるんですけど。船宿仕掛けも捨て糸が長いんで、使う時には半分に詰めていただければ」
38号船を担当する真太朗船長から「底がゴツゴツしてるんで根掛かりに気を付けてください」「もうすぐ漁礁に乗ります、2m上げてください」等々、これから釣るポイントの特徴や釣り方を、投入前や変化のある毎にアナウンスしてくれる。投入前はエサのハリ付けなどに気を取られがちだが、こうした情報が釣果を分けると言っても過言ではないので、聴き逃さずしっかり実釣に反映することをお薦めしたい。
浅場で好釣、ビギナーも安心!
かくして、飯岡沖の10~25m前後を攻略したこの日。38号船の竿頭はヒラメ11枚を釣った茅根さん。ツ抜けは船中3名でオデコなし。みなさん重たいクーラーを手に笑顔の帰港となった。
ヒラメ釣りの難関の一つに「5枚おろし」がある。幸丸には沖上がりまでに船長に申告すれば、1尾につき500円で捌いてくれる「さばきサービス」がある。エンガワも美しく取れ、刺身・ムニエル・潮汁にフライと調理の幅が広がるため、料理に不慣れな釣り人にも心強い。
数も型も期待できる飯岡沖の寒ビラメ。この日は出なかった4kg以上の良型も取材後にはコンスタントに上がっているので、これからヒラメにチャレンジしたいビギナーの方々はもちろん、腕に覚えのある大物狙いのヒラメ釣師にも強くお薦めしたい、この冬イチオシの好ターゲットだ。

