「虎に翼」“よね”土居志央梨、相棒・轟(戸塚純貴)との出会い「運命感じた」 スピンオフ「山田轟法律事務所」完成会見

「虎に翼」“よね”土居志央梨、相棒・轟(戸塚純貴)との出会い「運命感じた」 スピンオフ「山田轟法律事務所」完成会見

NHK連続テレビ小説「虎に翼」のスピンオフ「山田轟法律事務所」(総合、3月20日放送)の完成会見が27日、都内で行われ、山田よね役で主演を務める土居志央梨とよねのパートナー弁護士、轟太一を演じる戸塚純貴らが参加した。本編から時を経て、同じ役で撮影に臨んだ土居は「よねに戻れるか不安だった」とオファーを受けた時の心境を率直に語った。

「山田轟法律事務所」とは?

日本初の女性弁護士、三淵嘉子さんをモデルにした佐田寅子(伊藤沙莉)の生涯を描いた朝ドラ「虎に翼」。法曹の世界に飛び込んだ女性の実話に基づく骨太なストーリーと、事件や裁判が鮮やかに解決される爽快感は、放送当時、連日多くの視聴者を熱狂させた。

スピンオフの本作は、寅子に多大な影響を与えた学友のよねを中心に、戦後の焼け野原のなか、同じく大学同期の弁護士、轟太一(戸塚純貴)と2人で法律事務所を立ち上げるまでの知られざるエピソードを弁護士の視点から描く。

本編の放送を終えて1年以上経過して、今作の撮影に臨んだ時の心境について、土居は「よねに戻れるか不安だったが、1年間築き上げてきたものは大きかった。いざ撮影が始まると当時の感覚に戻って撮影できた」と振り返りつつ、完成したドラマを見て「本編とはまた別の作品として届けられそうだと感じ、ホッとした」と笑顔を見せた。戸塚は、本編撮影中に土居とスピンオフが制作されたらいいと話していたことが実現し、「(視聴者の)皆さんに愛されている番組だと改めて実感した」。本編では描かれていない日本国憲法14条に対するよねの思いを今作で知り、深く感動したという。

大学卒業後に戦争が起こり、敗戦を経て焼け野原の東京で再会したよねと轟。2人はなぜ、ともに法律事務所を設立するパートナーとしてそれぞれを選んだのか――。土居は今作で描かれているよねの心の動きに触れ、「よねが虐げられている弱者を救いたいと思うようになったのは、人のためというよりも、平等な世界を目指すと心に決めたからだと腑に落ちた」と分析。よねはそう決意したタイミングで轟と再会したことに「運命を感じた」のだろうと、よねの気持ちを代弁した。一方、戸塚は、轟が同性愛者である自覚に戸惑いながら「無意識に仮面をかぶって生きてきたなかで、愛する友人を亡くして自分の心を隠し切れなくなった時に、よねと再会した。他の人には言えないことが彼女になら言えるという存在」であり、「1人では法律事務所をやるという結論に達しなかった」と必然の出会いだったと語る。

今作は「虐げられた人間が立ち上がるシンプルな物語」だという土居は、「絶望から這い上がっていく人を見て、勇気をもらっていただけたら」と視聴者に向けてアピールする。戸塚も「人のことを思ったり、心が動くさまは現代にも通じる。誰かの背中を押すような作品になってもらえたら」と力を込めた。

配信元: iza!

提供元

プロフィール画像

iza!

ネットで話題のネタや旬なニュースがサクッとわかるサイト 産経デジタル独自の原稿を掲載しながら、産経ニュース、サンスポ、zakzakなどさまざまな媒体のニュースを掲載。気になるニュースや話題がサクッとわかるサイトです。