誰にでも起こり得る客観性の欠如
Aくんの保護者は事実を確認しようとした他の保護者や、間に入って話し合いをしようとした学校の先生方の話に耳を傾けることはありませんでした。Aくんは、Aくんの保護者の希望により、登校班を脱退し個別登校が認められました。
しかしその後も、Aくんの保護者は登校班の子どもたち全員がAくんへのいじめに加担していたと思っているのか、かなり敵対心が強く……。同じエレベーターに乗った子どもに、「私たちを避けてるんじゃねーのかよ!」といった言葉を投げつけたりしています。
自分の子どもがもし同じ状況にあったとしたら、わが子の話だけに耳を傾け、状況を俯瞰する意識を失ってしまうことは誰にでも起こり得ることかもしれません。実際、子どもたちだけの証言では事実はわからないことが多いです。
だからこそ、関わった子どもたち全員が安心して楽しく過ごせるよう、保護者同士が冷静に対応することが大切だと感じました。Aくんが小学校で楽しく過ごせることを祈るばかりです。
著者:山田 さくら/40代女性。2013年、2017年生まれの男子2人の母。CAとして全国を飛び回りながら、バリスタとしてカフェでも兼業中。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

