現在放送中の連続ドラマ「夫に間違いありません」(カンテレ・フジテレビ系)。物語が終盤に差し掛かるなか、初回(1月5日放送)の冒頭で描かれた「何者かが誰かを橋から川に突き落とす」シーンが視聴者の間で話題になっている。
「夫に間違いありません」とは?
遺体の取り違えという衝撃的な事件から着想を得たオリジナルのヒューマンサスペンスドラマ。ある日突然、夫が失踪し、その後事故死したと告げられながらも、1年後に生きて戻ってきた夫と再会する母親の姿を描く。女優の松下奈緒が主人公の朝比聖子を演じている。
第1話冒頭の「違和感」…SNSで広がる「別の殺人事件」説
ドラマは、夫の一樹(安田顕)の保険金を受け取った聖子、行方不明の夫の遺体確認を聖子が行った葛原紗春(桜井ユキ)、2人の周囲を嗅ぎ回る記者の天童弥生(宮沢氷魚)らを中心に展開されている。紗春と天童は一樹の生存を知り聖子を揺さぶる一方、聖子も紗春が夫の幸雄(今里真)を手にかけたのではないかと推測。互いに牽制し合うなか、2日放送の第9回終盤で物語が急展開した。
聖子は、家に遊びに来た紗春の連れ子、希美(磯村アメリ)を送り届けた際、室内で「就学時健康診断通知書」の督促状を目にする。紗春への虐待疑惑を抱き、希美の体を確認すると背中に大きな火傷痕があった。悩んだ末、聖子は児童相談所に通報。紗春も聖子が部屋に入ったことに気づき表情を強張らせた。その後、聖子の通報で児童相談所の調査員が紗春宅を訪問。その頃、聖子の家には久留署の刑事が現れ、久留川で起きた殺人事件の聴取を求めた。
ドラマが最終章へ進み、今後の展開に期待が集まるなか、視聴者が気にかけているのが、初回の冒頭で描かれたワンシーンだ。車から降りた人が川に突き落とされるという場面で、そこからこの物語が始まっている。クリスマスソングが流れるなか、黒い車のスライドドアが開いた後、1人が下車すると続けて運転席からもう1人が降りて、その後、男性と思われる人物が悲鳴を上げながら川に落下。その姿を黒い帽子をかぶった人が橋の上から見ていた。
同様のシーンが、第7回(2月16日放送)でもあった。それは、聖子が、紗春が夫を殺害したと確信した際に差し込まれたシーン。しかしそこで幸雄は助手席から降車し、車もスライド式ドアではなかった。初回の「あのシーン」を思い出させるような演出だったが、ここはいわゆる「回想シーン」ではなく、まったく別のもの。コアな視聴者は両場面の違いに気づいており、SNSに
「第1話見返したら、第7話と違っている」
「紗春の旦那は短髪。第1話の冒頭はミディアムパーマだった」
「最初に映った人、紗春と幸雄だと思ったけど、全然違った」
といったコメントが寄せられている。
ドラマで、橋から転落死したのが「2人」ではと考察する視聴者も少なくなく、
「第1話冒頭の人物が履いている靴と聖子の靴が似ている」
「橋から落ちたのは天童?」
「冒頭は朝比夫婦じゃない?」
「幸雄はデニムとスニーカーだった。1話は黒いパンツに黒いスニーカーだったから、もしかしたら一樹か光聖?」
といった書き込みもあった。
さらに第1話では、車内シーンもあり、メーターでは外の気温が「12度」と表示されていた。紗春が犯行を行ったとするなら、12月24日の可能性が高いため、「温度計が12度ってことは、12月24日深夜ではなさそう」というポストも見受けられた。

