「ひな人形は早くしまわないとお嫁に行けない」ってどういうこと?

ひな祭りといえば、ひな人形。年に1回飾るひな人形を楽しみにしているお子さんも多いのではないでしょうか。
子どもが喜ぶのであればできるだけ長く飾っておきたいとも思いますが、昔から、「ひな人形は早くしまわないとお嫁に行くのが遅れる」といわれますよね。
あまりにも有名なこの言い伝えは、本当? 嘘?
答えは、もちろん嘘。
嘘というよりも、「根拠はない」という言い方が正しいでしょう。
当たり前ですが、おひな様に人間の結婚を左右させる力が宿っているわけではありません。根拠のない定説と言えます。
でも、一体なぜこのような言い伝えがあるのでしょうか?
根拠のない定説の由来は、子を想う「教え」

なぜ、このような根拠のない言い伝えが生まれたのでしょうか。
昔は現代と違い、「家の中の片づけは女性の役割」という風潮が強くありました。
「ひな人形は早くしまわないとお嫁に行くのが遅れる」は、「お片づけくらいちゃんとできないとお嫁にもらってもらえませんよ」という教えからきた言い回しといわれています。
科学的根拠はなく、女性に家事が一任されていた時代の名残りなのですね。
また同時に、昔は「お嫁に行くのが女性の幸せ」と考えられていた時代。
親が子を想う気持ちがこのような言い伝えを生み出したのでしょう。
とはいえ令和の世においては、いずれも女性差別的な考え方と見られますよね。
