1.狩猟本能
猫がトンネルに夢中になる理由として、まず挙げられるのが猫の狩猟本能を満たしやすいから。猫は家の中で暮らすイエネコになっても、祖先から受け継いだ狩りの習性がしっかり残っています。野生時代の猫の祖先たちは草むらや岩陰など、身を隠せる場所から獲物を狙い、飛び出して捕まえる待ち伏せ型の狩りを得意としていました。
トンネルの内部は暗くて狭く、猫にとってはまさに獲物を待ち構えるのに理想的な場所。中に潜んで外の様子をうかがったり、出口から突然飛び出したりする行動は、遊びでありながら狩りの動きを再現しているのです。
また、トンネルの中を走り抜ける遊びは、獲物を追いかける動作にも似ていると考えられます。つまり、猫にとってトンネルとは単なるおもちゃではなく、本能を満たせる狩りの舞台でもあるのです。
2.安心できる
続いて関係あるのが、安心感です。猫はとても警戒心が強い動物。家の中で暮らしていても、常に周囲の安全を確認しながら生活しています。そのため、安心できる隠れ場所があることは、猫の生活の質を高めるうえで非常に重要です。
その点、トンネルは狭く囲まれた空間であるため「敵から身を守れる」と感じやすく、猫にとって落ち着ける場所になりやすいです。
来客や掃除機の音などビックリする状況になったとき、トンネルへ避難する猫も少なくありません。要するに、トンネルのように自分だけの安全地帯があることで、猫はストレスを感じにくくなるのです。

