(WBC1次リーグC組、オーストラリア3-0台湾、5日、東京D)2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕。東京プールの初戦となったオーストラリア-台湾戦がわずか2時間15分という異例の速さで決着した。試合展開の速さにネットユーザーの間では驚きの声が上がった。
今大会から米大リーグで採用されている「ピッチクロック」を導入。投手は、走者がいない場合は15秒以内、走者がいる場合は18秒以内に投球動作を開始する必要がある。秒数を超えると違反となり、「1ボール」が宣告される。打者も残り8秒になるまでに打撃態勢を完了する必要があり、違反した場合は「1ストライク」が加算される。牽制球についても、プレートを外す行為は1打席に2度までに制限され、3度目にアウトにしなかった場合にはボークが宣告される。
今回このルールが導入された目的の一つが試合時間の短縮。2017年WBCの1次リーグ・オランダ-日本戦では19時開始の試合が、タイブレークに持ち込まれたとはいえ、終電間際の午後11時54分に終了し、試合時間は4時間44分を要した。2023年大会の1次リーグでも、日本戦は最短だったオーストラリア戦でも3時間18分、最長だった韓国戦は4時間4分で、3時間から4時間を超えていた実態がある。
ピッチクロック導入で1時間近く試合が短縮されたことに騒然となり、SNSには
「4時間近い時間がほとんどだったから大きな進歩」
「ピッチクロックのおかげでテンポ良くて見やすいな〜」
「快適すぎる」
と効果を喜ぶ声が続々と広がった。また
「得点が本塁打だけだったのを差し引いてもメチャ早いな」
「試合時間が本当に短い」
と驚く声や、かつてプロ野球巨人や米大リーグ、レッドソックスなど活躍した上原浩治氏が、巨人時代に先発完投した試合がわずか1時間59分で終わったことを知る人からは
「上原だったら40分で終わる」
といったコメントもあった。
一方で、野球の「間」を楽しみたいファンからは
「決勝サヨナラの場面とかでポンポンなげなきゃいけないのは冷める」
「ピッチクロックはやるなら延長戦だけでいい」
「投手と捕手のサイン交換あった方が良い」
と複雑な心境を示すコメントも集まった。

