脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「主人とどういう関係?」修羅場で加速する友人の“共依存”|友人同士の不倫を止めたい

「主人とどういう関係?」修羅場で加速する友人の“共依存”|友人同士の不倫を止めたい

こわい思いをしても、切れない縁

女性 横顔 俯く 公園

「……ほんとに、やばかった」

後日、里奈は公園で私にそう言った。目の下にうっすらクマがあり、少しやつれているように見えた。しかし、私は、正直少しだけ安堵していた。こわい思いをしたなら、目が覚めるかもしれない。

「もうやめなよ……拓也とのこと」

私ははっきり言った。

「一回、距離を置いたほうがいいよ」

里奈は静かにうなずいた。しかし、その直後──

「でも、奥さん…あんな言い方しなくてもよくない?私だって傷ついてるのに」

その瞬間、私は言葉をうしなった。論点がズレている。

「拓也もさ、俺のせいでごめんって言ってくれて。余計、わるいなって思って……」

あんなことがあってもなお、連絡は現在も完全には切れていないらしい。

“必要とされている”という感覚が、どうやら互いにまだ残っているようだ。修羅場を経験し、こわい思いをしたのに──それでも、手放せない。

私は強く言えなかった。2人とも、大切な友人だから。でも──

私はうまく言葉を選べないまま、ただいやな予感だけが、はっきりと形を持ち始めていた。

あとがき:「まだ何もしていない」という危うさ

「一線は越えていない。だから大丈夫」そう思いたくなる気持ちは、きっとだれにでもあるのかもしれません。けれど、“何もしていない”と“何も起きていない”は、同じではありません。

言葉のやり取り、「救われた」という感情、必要とされる実感。目に見えない心の動きこそが、関係を大きく変えていきます。

一度でも、家庭の外に「心の拠り所」を作ってしまったとき、もう完全な第三者ではいられないのかもしれません。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。

記事作成: tenkyu_writing

(配信元: ママリ

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