ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次リーグC組が東京ドームで行われるなか、今大会の映像は、日本国内では米配信大手Netflix(ネットフリックス)が独占配信しており、テレビはNHK、民放とも生中継はない。そのため野球日本代表、侍ジャパン戦直前には視聴方法に戸惑う声が相次いだ。タレントの千秋も6日、自身のXで、配信画面から中継が見つからず「どこから観るのですけ?」と困惑を吐露した。
千秋は台湾戦直前の6日夕方、Xに「すみません!教えてください Netflixでどうやったら野球観られるんですけ どこの番組ですけ 入ればすぐ観られると思ってた、どこから観るのですけ?」と投稿し、Xユーザーに教えを請うた。結局翌7日には、ホーム画面に映画やドラマしか並んでいないため迷ってしまったことを明かし、検索窓に「あwbc」と打ち込んで、ようやく中継にたどり着いたという。
Netflix独占、5割が「知らなかった」
こうした視聴習慣の変化への戸惑いは、データにも顕著に表れている。ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングが2月に実施した調査によると、野球への関心がそれほど高くない20~69歳の「ライト層」の1,000人のうち、54.2%が、今大会の中継に地上波放送がなくNetflix独占であることを「知らなかった」と回答している。
さらに、「有料配信のみ(地上波なし)」の場合、ライト層の約7割にあたる70.9%が「観戦意欲が低下する」と回答した。 具体的な支払い意向についても、「無料なら見るが、有料なら見ない」という層が67.0%に達しており、従来の地上波放送に慣れ親しんだ層にとって、サブスクリプションへの壁は依然として高いことが浮き彫りになった。

