●期待と不安が交錯する高市政権
高市政権に対しては、強いリーダーシップへの期待と同時に、政治とカネの問題や外交・安全保障政策への懸念も根強く残っています。
【期待の声】
「過去の悪い慣習を払い除けながら、明るい未来を見通せる力強い改革を期待したい。緊迫したアジア周辺の状況には、日本の国力・戦力の増強を進めながら、なるべく多くの周辺国との協力関係を結んで、現在の外交安全保障方針を着実に進行してほしい」(40代男性・愛媛県)
「今回の選挙は入れたい候補者がいなくなりました。しかし、女性初の総理、財務大臣には期待しています」(50代女性・札幌市)
【不安の声】
「自民党が圧勝したことについて、率直に言えば『期待と不安が同時にある』というのが本音です。政権には安定した運営を期待しますが、議論や説明が十分に尽くされるのかという懸念もあります。
特に気になったのは、NHK『日曜討論』を高市首相が体調を理由に欠席した件です。オンライン参加など方法はあったはずで、『議論を避けた』と受け止められても仕方がない状況だったと思います」(40代男性・関東地方)
「戦争放棄の憲法が変えられてしまう危機感でいっぱいです。右も左も拮抗していて国民を常に視線に入れる状態を希望します」(70代男性・福島県会津若松市)
●「批判ばかり」中道の大敗に有権者は何を思う?
立憲民主党と公明党が合流して結成された「中道改革連合」には、厳しい視線を注ぐ声が相次ぎました。
「中革連にまったく期待できない。オールドメディアと一緒に批判のみの姿勢が目立ち、何も改善案や理念が有権者に伝わってこない」(20代男性・広島県)
「中道は連立しないほうが良かったんじゃないかと思います。公明党はついこの間まで自民党と連立していたのに、すぐにまるきり反対の立憲と連立とは…。なんだか今回は、選挙のことしか考えてない気がして応援する気になれませんでした」(60代女性・三重県)
「中道で落選した議員たちの大半が『誹謗中傷で負けた』と自分の責任を認めない」(50代男性・鹿児島県)
圧倒的な議席を獲得した自民と、再建が迫られる中道。歴史を振り返れば、大勝の後で大敗する例も少なくありません。
読者の声からは、単なる勝敗にとどまらず、そのプロセスや民主主義のあり方、そして長期的な政治の方向性を冷静に見つめようとする姿勢がうかがえます。

