ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次リーグC組の2試合が8日、東京ドームで行われ、野球日本代表、侍ジャパンの準々決勝突破が決定した。大谷翔平投手(31)=ドジャース=がオーストラリア戦後に自身のインスタグラムを更新。後輩を気遣うメッセージを公開し、ファンからさまざまな反響が寄せられた。
侍ジャパンは、初戦の台湾戦(6日)で大谷の満塁本塁打をきっかけに打線が爆発。13得点を奪い、7回コールドの好発進。続く韓国戦(7日)でも8-6で制すと、天覧試合となったこの日のオーストラリア戦でも、吉田正尚外野手(32)=レッドソックス=の逆転2ランなどで3連勝を飾り、グループ1位で準々決勝進出を決めた。
快勝ムードのなか、大谷がストーリーズにアップしたのは、ベンチで座る小園海斗内野手(25)=広島=とグータッチを交わす姿。小園は野手で唯一出場機会がない。そんな出番を得られていない小園に「THE LAST SAMURAI」という言葉を添えて盛り立てた。小園も即座に大谷の投稿をリポストし「ラスト侍頑張ります」と、10日のチェコ戦以降の活躍を力強く誓った。
オーストラリア戦前の会見で井端弘和監督(50)は、大谷のルーティーンについて質問された際に、今大会は「試合前に鼓舞するところもやってもらっています」と選手たちに気合を注入する役割を担っていることも明かした。大谷の鼓舞といえば、前回2023年大会の準決勝で1点ビハインドの九回が思い出される。大谷は二塁打を放った際に塁上で「カモン!」と叫び、3度両手を振り上げ、最後は村上宗隆内野手(26)=当時ヤクルト、現ホワイトソックス=の逆転打を呼び込んだ。またメジャーリーグのスター軍団、米国との決勝前にも「憧れるのをやめましょう」と発破をかけた。
3試合を終え、9打数5安打6打点4四球2本塁打、打率.556。先頭打者として圧倒的な数字を残し、チームを勝利に導く大谷が、小園を思いやる投稿をしたことに感激するファンも多く、
「プレー以外の面でも気遣いや配慮が人一倍できるからこそスーパースターなんだと確信」
「気遣い、本当に一流の証」
「小園との写真泣けた」
「朝から感動した」
「大谷さんって欠点あるの?」「真のリーダー」
「人としても神」
と心を揺さぶられる人が続出。また
「チームの絆が最高」
「チーム愛が伝わる」とチームの団結力を感じる人も多くいた。一方で
「粋に感じてがんばってほしい」
「一番の見せ場で輝く姿が見たい」
と、小園の活躍を期待する声も多く寄せられた。

