〈AI活用のアプリ戦略 顧客ごとに異なる“えこひいき”を〉
3つ目の柱がデジタル戦略だ。今後は公式アプリをビジネスの中心に位置づける。
アプリでは購買履歴やライフスタイルデータをもとにAIを活用し、一人ひとりにパーソナライズされたサービスを提供する方針だ。例えば、チキンをよく購入する人にはチキンのクーポンを、デザートをよく購入する人にはデザート関連の特典を配信するなど、“自分のために用意されたサービス”と感じてもらえる仕組みを構築する。
また、ロイヤリティプログラムも見直す。これまでのようなステージリセットを廃止し、購入を続ける限り特典を維持できる仕組みに変更する。
今回の「第二創業」に合わせ、新タグラインを「しあわせに、ガブッ。」に定めた。さらに新アンバサダーにはタレントの佐藤栞里さんを起用。佐藤さんの自然体で前向きな魅力が、KFCの目指す「日常に寄り添うKFC」のイメージに合致するとしている。
遠藤社長と新アンバサダーの佐藤栞里さん
メニュー、店舗、デジタルの3つの改革を進めることで、KFCは“特別な日のブランド”から“日常の食事の選択肢”へと進化を図る考えだ。
今回掲げた「第二創業」は、その転換点となる大きな挑戦となりそうだ。

