脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「前立腺がんに検診」はある?”PSA検査”の詳細や費用を医師が解説!

「前立腺がんに検診」はある?”PSA検査”の詳細や費用を医師が解説!

前立腺がんは男性特有のがんであり、骨転移しやすいがんです。

がんが肥大化すると、排尿困難や排尿時痛など泌尿器系の症状が出現してくるでしょう。

このような症状が出現した場合、どのような診療科でどのような検査を受けることになるのでしょうか?

今回は、そのような前立腺がん検査の内容について解説していきます。

※この記事はメディカルドックにて『「前立腺がんに検診」はある?”PSA検査”の詳細や費用を医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

村上 知彦

監修医師:
村上 知彦(薬院ひ尿器科医院)

長崎大学医学部医学科 卒業 / 九州大学 泌尿器科 臨床助教を経て現在は医療法人 薬院ひ尿器科医院 勤務 / 専門は泌尿器科

前立腺がんとは?

前立腺は男性にのみ存在する臓器で、尿が膀胱から体外へ排出される際の通り道です。前立腺がんはこの前立腺のどこかにがん細胞が発生し、肥大化した腫瘍が尿道などを圧迫してしまい、排尿困難感や排尿時痛を引き起こします。
前立腺がんの発生や成長には男性ホルモンが大きく関わっており、治療ではこの男性ホルモンの働きを抑える薬剤を使用することがあるでしょう。
前立腺がんは骨やリンパ節に転移しやすいため、全身の臓器に転移する前に治療が必要であり、早期発見・早期治療が重要です。排尿時痛や排尿困難感があるようなら、早めに受診することをおすすめします。

前立腺がんの検査内容

前立腺がんの検査は、血液検査や前立腺生検などさまざまです。ここでは、どのような手順で検査を進めていくのかを解説します。

PSA検査

PSAとは前立腺から検出されるタンパク質であり、前立腺がんではこのPSA値が高値になります。このPSAがどの程度血液中に存在しているかを調べるのがPSA検査です。
年齢によって基準値に差がありますが、それぞれの基準値に比べて高値であった場合は前立腺がんを疑うことになるでしょう。基準値以上の場合は、前立腺がんかどうかをより詳細に調べるために、精密検査を行う必要があります。

直腸診・経直腸エコー

直腸診では、肛門から直腸の中に指をいれて直接前立腺の状態を調べます。前立腺がんが潜んでいる場合は、前立腺が硬くなっており表面が不整であるなどの症状があるでしょう。
一般的に痛みは感じにくく簡便な検査として扱われており、ほかの検査と併用しながら前立腺がんかどうかを調べます。経直腸エコーは、超音波を通して前立腺を調べる検査です。この検査では前立腺の大きさや形を調べることで前立腺がんかどうかを判断します。

前立腺生検

前立腺生検は、PSA検査でPSA値が基準値以上になった場合に行われる精密検査の一つです。前立腺生検では、前立腺の組織を採取します。採取した組織を顕微鏡で観察し、がん化している所見があるかどうかを確認します。
前立腺生検では組織を採取する際に出血を伴う場合があるので、止血しにくくなるような薬剤を服用している場合は処置前から服用を中止しておく必要があるでしょう。なお、前立腺生検は前立腺がんを診断するうえで、必須の検査になります。

画像診断

画像診断は、前立腺生検でがんと特定された場合、周辺の組織やリンパ節に転移の有無を調べるために行われる検査です。画像診断ではMRIやCT検査が行われます。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。