良く知ってから結婚したつもりだったのに
私と彼は、2年間の交際期間を経て結婚することになりました。お互いのことは良く知っていると思っていたのですが、結婚して3カ月後にある秘密知ったのです。
新居に私の友人が遊びに来たときのことです。共通の友人だったので、話しながら夫にコーヒーを用意しました。テーブルには友人が来たときのまま、シュガーポットやコーヒーミルクが出しっぱなしです。夫はブラック派なので必要ありませんが、私も一緒にコーヒーを飲む予定だったので片付けずにいました。
すると、ブラック派で甘いものが苦手なはずの夫が、コーヒーにざばざばと砂糖を入れているではありませんか。
いつもとは違う様子の夫にびっくりした私は、無意識に彼を凝視していました。そして、そんな私の様子に気付いたのか、急に夫の動きがピタリと止まり……。夫はなんともいえない気まずそうな表情で私を見つめています。
実は、夫は甘いものが苦手などころか、大好物だったのです。しかし、なぜか「甘いものが好きだと知られたら嫌われる」と思っていたそうで、交際当時からずっと私にそのことを隠していたのだとか。夫曰く、「実は甘いもの好き」という秘密は墓場まで持っていくつもりだったそう。職場では普段から甘いコーヒーを飲んでいて周知の事実だったといいます。職場の人は知っているのに妻である私が知らないことには納得がいきませんでしたが、夫の「嫌われたくない」という気持ちはなんだか憎めず、笑い話となりました。
◇ ◇ ◇ ◇
結局、夫の独り相撲だったわけですが、それでも彼にとって私の存在が大切なものだと知ることができてうれしかったです。私も甘いものが好きなので、これからは夫と一緒にスイーツ巡りを楽しみたいと思います。
著者:小田かほ
イラスト:たこ
今回は、「結婚後に初めて知ったパートナーの一面」を紹介しました。結婚前は知らなくても、結婚後に一緒に暮らし始めてから知る一面も多いと思います。些細なことでも、本人からすると「言い出しにくい…」という気持ちになることもあるかもしれません。もし、パートナーの秘密に気が付いたときには相手が打ち明けてくれるまでそっと見守ることも大切かもしれませんね。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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