元テレビ朝日社員の玉川徹氏が13日、レギュラーコメンテーターを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・0)に生出演。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の過去5大会中3回の優勝を誇る野球日本代表、侍ジャパンの強さの源泉について、2006、09年の優勝メンバーの川崎宗則氏らを前に持論を展開した。
番組では、準々決勝を前にベスト8が出そろった状況を紹介。5大会中3回優勝している侍ジャパンの強さを自分なりに分析したという玉川氏はその一因を「どこも強いなかで『なんで(日本は)そんなに優勝できるんだ?』というのを、僕はド素人なりに考えると、やっぱり『トーナメントに強い』からじゃないですかね、日本って」と仮説を提示。日本独自のトーナメントで行われる高校野球という、負ければ終わりの甲子園を目指す戦いに勝ち抜いてきた経験が、WBCの一発勝負に活きているのではないかと推察し、川崎氏に問いかけた。
一茂は「組織としてのスピード感」に注目
MCを務めるフリーアナウンサーの羽鳥慎一が川崎氏に対し「どうですか、違うなら『違う』でいいですよ」と被せ気味に助け舟を出すと、スタジオは爆笑に包まれた。しかし、川崎氏は「1理どころか、かなり100理ある」と玉川説に太鼓判。「アメリカでもやっぱりリーグ戦。大学も高校もリーグでやるのがスポーツなんです。一発勝負というのは日本独特の文化かな」とメジャーで活躍し、米国の事情を知る現場の感覚からその妥当性を裏付けた。
わが意を得た玉川氏は、「5分の3で優勝して、他も全て準決勝まで行っている。おかしい……おかしくないですか?(笑)おかしいんだけど、そこまでみんな、そんなに強いの、やっぱり不思議でしょう?」と、その驚異的な勝率を独自の表現で称賛。さらに、金曜コメンテーターの長嶋一茂は、日本人の「組織としてのスピード感」に注目し、「急造チームでもコミュニケーションを深めるスピードが速い」と指摘した。16年リオデジャネイロ五輪の陸上400メートルリレーを例に挙げ、「日本がバトンワークがめちゃくちゃ上手くて、アメリカに勝った時があったじゃないですか。これも日本の特性だと思うんですよ」と日本独自の「和」の力について熱弁した。

