筆者の友人・H代には30代前半の息子がいます。一生懸命育ててきた息子が結婚し、ホッとしていたのもつかの間。H代には思いがけない試練が待ち構えていました。
息子の結婚
息子は高校卒業後に就職し、25歳で結婚。
結婚の話をされたとき、私たち夫婦はまだ息子が経済的に安定していないからと反対したのですが、嫁が「私も一緒に働いて頑張ります」と言ったこともあり、最終的には結婚を認めました。
しかし、翌年には子どもに恵まれ、嫁はなぜか産休や育休もとらずに退職。
働き手が一人になったことで、息子一家は経済的に一気に苦しくなりました。
息子から援助を求められることが増え、息子や孫に苦労をさせたくないという思いで、私たちは少しずつ助けていたのです。
高価なランドセル
その後、クリスマスや誕生日はもちろん、イベントがあるたびに息子夫婦はお祝いを要求してきました。
何とかそれに応え続けてきたのですが、孫が小学校に上がるタイミングで「ランドセルを買ってほしい」と言われたのです。
息子夫婦が指定してきたのは、オーダーメードで10万円以上する高価なランドセル。
さすがに高価すぎるのではないかと思った夫が電話をして「買ってあげるのは構わないが、そんなに高価なランドセルが本当に必要なのか?」と息子に尋ねました。
すると、嫁が電話に出て「今はそれが当たり前なんです! 男親が買うのが常識でしょう?」と怒鳴ってきたのです。

