お母さん、背中が痛いよ。子どもから痛みを訴えられたら、親としてはどうしたのかな? 大丈夫かな? と心配な気持ちになると思います。しかしそれが毎日のように続いたら?
筆者の友人A子の話をお届けします。
体のあちこちの痛みを訴える娘
A子の娘は小学校の高学年です。最近背中が痛い、腰が痛い、足の甲が痛い、など体のあちこちが痛むようで頻繁に訴えてくるようになりました。
運動系のクラブに所属しているため、A子は「どこか痛めてしまったのかも」とその都度、整形外科を受診していました。
レントゲンを撮っても骨に異常はなく、診察してもらっても結果は毎回異常なし。湿布を処方され、様子を見ましょうと言われ、終了です。
不思議なことに、娘は受診して専門医から「大丈夫」とお墨付きをもらうと、安心するのか数日のうちに痛みがスーッと収まっていくようでした。
内臓の病気なのでは? 不安になる母
しかしあまりにも頻繁に痛みを訴えるので、「もしかして整形外科的な問題ではなく、内臓の病気を見逃しているのでは?」とA子は不安を募らせます。
そこで、ある時の受診時に思い切って医師に相談してみました。すると、これまでの経過や診察結果を踏まえ、医師は次のような見解を話してくれました。
「娘さんは今、心身ともに大きく変化する成長期にいます。体のあちこちが痛むのはそのせいもあるかもしれません」
「それに加えてとても感受性が豊かなタイプなのかもしれませんね。ちょっとした違和感から『病気だったらどうしよう』と不安になり、その心理的な緊張がさらに痛みを強く感じさせてしまうこともあるんですよ」

