3.食べ物の置きっぱなし
猫がいるときに食べ物を置きっぱなしにすると危険だということは、多くの飼い主さんもわかっています。それでも、あわてて席を外すようなときには、うっかり置いたままにしてしまうこともあります。
猫は飼い主がいないほんの数秒を狙って、料理や飲み物に口をつけるかもしれません。人間にとって無害な食品でも、猫では中毒や溶血性貧血、急性腎障害などの重篤な健康被害を引き起こすことがあります。「これはさすがに食べないだろう」という思い込みが、誤食の発見の遅れにつながることもあります。
たとえば、玉ねぎやにんにくなどのネギ類は、加熱しても有毒成分が残ります。また、チョコレート、カフェインを含む飲み物、ブドウやレーズンなども、わずかな量でも中毒を起こす可能性があります。
もし、すこしでも席を離れるときは、食べかけの料理や飲み物にカバーをするか、器ごとサッと冷蔵庫やレンジなどに入れてしまいましょう。「すぐ戻るから」と思う場面ほど事故は起きやすいもの。猫が手を付けられない状態にしてから席を立つことがポイントです。
まとめ
猫と一緒に生活する中では、飼い主の「ちょっとした油断」が取り返しのつかない事故を招くことがあります。
開けっぱなし、出しっぱなし、置きっぱなしという何気ない行動は、猫にとっては命に関わる危険と隣り合わせです。昨日まで問題がなかった環境でも、突然事故が起きる可能性があります。
今回は、飼い主の行動のうち代表的な3つを紹介しましたが、ほかにも家庭ごとに危険な習慣が潜んでいる可能性があります。猫の安全を守れるのは、飼い主さんだけですから、「うちは大丈夫」という思い込みを一旦手放して、自分たちの行動と猫の習性を見直してみましょう。

