黒柳徹子が司会を務める「徹子の部屋」(テレビ朝日系)が17日に放送され、ジャズミュージシャンでサックス奏者の渡辺貞夫さんが登場した。番組冒頭、アルトサックスを手に登場した渡辺に対し、徹子は「今日は金色で光っていますね」と笑顔を向けたが、直後に「よくそんなややこしそうな楽器をやろうと思いましたね」と、独特の表現で先制パンチ。渡辺さんを「ややこしくない、ただ曲がっているだけ」と苦笑いさせた。
現在93歳の渡辺は、92歳の徹子より半年ほど年上。高校生の頃、父親にせがんで2万4000円のクラリネットを買ってもらったものの、当時の地元、宇都宮市内には奏者がいなかったという。すると、近所の駄菓子屋の店主がかつてクラリネットを吹いていたことが判明。店先で「1回10円」のレッスンを受けていた結果、吹けるようになり、「うれしかったですよ」と当時を懐かしそうに振り返った。
徹子のリクエストに応え自身の楽曲「LIFE IS ALL LIKE THAT」を軽く演奏すると、徹子も「いいですね。ジャズ」とノリノリ。続けてピアノ伴奏に合わせたブラジルの名曲「CALINHOSO(カリニョーゾ)」を披露した。徹子は「うわーすてき!」と感嘆し、「フフフ、どうもありがとうございました」と拍手を送った。
一方、年齢の話になると、渡辺さんは「きちゃいましたね結構。ハハハ」と苦笑いしたが、93歳になっても変わらないバイタリティーをのぞかせた。今後の活動について問われると「来年はアメリカ6都市ぐらいを巡ろうと思います」と豪語。海外ツアーへの意欲を語り、徹子をさらに驚かせた。

