タレントの黒柳徹子が司会を務める長寿番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)が19日に放送され、歌舞伎俳優の尾上右近がゲスト出演。あまりに豪華すぎる自身のルーツや活動の幅広さを語り、徹子を驚かせた。
歌舞伎にとどまらず映画やドラマ、ミュージカルと活躍する右近。父方の曽祖父は六代目尾上菊五郎さん、母方の祖父は歌手としても大活躍した映画スターの鶴田浩二さんという超豪華な血筋を受け継いでおり、「先祖がスクランブル状態」と独特な表現で説明した。さらに右近は、歌舞伎伴奏音楽「清元」の宗家に生まれたため、清元栄寿太夫の名で浄瑠璃方としても活動している。歌舞伎俳優でありながら、清元の浄瑠璃方として「歌(語り)」にも挑戦する“二刀流”を貫く人物は他にいないという。
現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、室町幕府最後の将軍、足利義昭役を好演中。多方面の活躍ぶりに、徹子も思わず「(仕事の幅が広すぎて)もうわかんないですよね」と目を丸くした。右近は「軸は歌舞伎」と断言したうえで、「先祖のおかげでいろいろな仕事をさせてもらっています」と周囲への感謝を口にした。
また、大河への出演に際して、1966年の大河「源義経」で主演を務めた師匠の七代目尾上菊五郎から「行ってこい!」と快く送り出されたという秘話を披露した。親族のほとんどが著名人という環境に、徹子は「大変ですね、どなたを見ても」と終始感心しきりだった。

