俳優の鈴木亮平が1人2役で主演を務める「日曜劇場『リブート』」(TBS系、毎週日曜午後9時)。22日に放送される第9話の見どころを解説する。
「リブート」第9話(3月22日放送予定)の注目ポイント
早瀬陸(鈴木)・夏海(戸田恵梨香)夫婦、合六亘(北村有起哉)を潰す覚悟決める
合六、陸と夏海の息子、拓海(矢崎滉)を人質に
合六と真北弥一(市川團十郎)が交わす「約束」
「リブート」とは?
鈴木が、妻殺しの罪を着せられた善良なパティシエの早瀬と、悪徳刑事の儀堂歩という正反対の人生を歩む2人の主人公を演じるサスペンスドラマ。「グランメゾン東京」「TOKYO MER~走る緊急救命室~」「マイファミリー」「ラストマン-全盲の捜査官-」「全領域異常解決室」などの作品で知られる黒岩勉さんが脚本を担当する。早瀬は、愛する家族と過去を捨て、闇組織の資金管理を担う謎多き公認会計士、幸後一香(戸田)の提案で整形手術などを経て儀堂にリブート(再起動)し、妻殺しの汚名を着せ、自身と家族を苦境に陥れた真犯人を追っていたが、それらはすべて闇組織のボス合六の「自作自演」だった。
「リブート」第8話(3月15日放送)のストーリー展開(ネタバレあり)
早瀬は、これまでの状況から、夏海(山口紗弥加)を殺したのが一香だと睨み、彼女を追跡。自宅マンションで取り逃がしてしまうが、握った彼女の手に違和感を覚えた。キッチンにあった菓子作りの道具や、冷蔵庫のショートケーキの味から、一香が夏海のリブートした姿なのではないかとの疑い始め、彼女に問いかけるも、一香は完全否定。「家族のもとに戻りたいならもう近づくな」と突き放して姿を消した。疑念が拭えない早瀬は自身に整形手術を施した桑原瞳(野呂佳代)を脅し、一香の正体が夏海であるという言質を取った。
3年前、組織の10億円が消えたのは、合六の自作自演だった。合六は、その罪を当時の会計担当だった夏海に着せ、家族の身に危険が及ぶと脅迫。夏海の失踪を偽装するため、一香にリブートするよう指示した。桑原の執刀で一香の姿に変貌した夏海は、本人の協力の下、半年間かけて一香になりすます訓練を重ねた。すっかり打ち解けた一香は、自分の人生を合六に売り渡したと打ち明け、報酬の1億5000万円で妹の綾香(与田祐希)に米国での移植手術を受けさせてやってほしいと言い残した後、夏海の目の前で合六の手下に射殺された。
その後、山中で偶然見つかってしまった一香の白骨遺体が夏海だと偽装せざるを得なくなった合六は、儀堂を代わりの横領犯に仕立てることを思いつき、その身代わりとして、早瀬を儀堂にリブートさせるよう夏海に命じた。それからというもの、夏海は、殺される宿命を知らずにリブートさせられた夫を守るため、正体を悟られないよう細心の注意を払いながら、いくつもの修羅場を必死の思いで切り抜けてきた。そんな夏海に、合六の部下である冬橋航(King & Prince・永瀬廉)たちの包囲網が迫った。
冬橋は、合六の汚れ仕事を担う一方、居場所をなくした子供たちを救うNPOを盟友のマチ(上野鈴華)と運営しており、設立に尽力した夏海のことも慕っていた。しかしリブートした夏海がマチを死なせる原因を作ってしまい、リブートのことを知らない冬橋は夏海を恨み、あらゆる手を尽くし彼女を追った。早瀬からも、一香の正体が夏海である可能性を聞かされていたが、彼の怒りは抑えられなかった。
逃走の最中、合六から連絡を受けた夏海は、すべての罪を自分が被って死ぬと約束。最後に拓海に会わせてほしいと懇願した。その場が冬橋に見つかり、拳銃を向けられて万事休す。冬橋が引き金を引こうとした瞬間、駆けつけた早瀬が渾身のタックルで阻止した。
「リブート」第9話 みどころ
早瀬に助け出された夏海は、なおも自身の正体を認めようとしない。そんな彼女に、早瀬は夫として、拓海の父として、夏海への思いを涙ながらに語る。守れなかった後悔、愛していたという事実、そして今も消えない家族への願い。まっすぐな言葉に心を動かされた夏海は涙ながらに謝罪し、早瀬を受け入れる。家族を守るためには、もはや合六を組織ごと潰すしかないと考えた2人は壮絶な覚悟を胸に、合六へ宣戦布告する。
その直後、合六が手下を「ハヤセ洋菓子店」へと差し向け、拓海を人質に取って報復する。早瀬と夏海は急いで救出に向かう。さらに合六はその裏で、次期首相と目される野党第一党の党首、真北と接触する。2人の間で交わされる「ある約束」がこの抗争をさらに巨大な闇へと発展させる。
追い詰められた早瀬は、真北の不正告発のために連携している警視庁警務部の正親(伊藤英明)に協力を求める。正親は真北の弟。そこで、警察内部に合六のスパイが潜んでいるという衝撃の事実が告げられる。それぞれが合六を倒すために動き出すなか、早瀬を絶体絶命のピンチが襲う。

