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借りたものは返して【アカウント削除】→人の物を借りパクしようとした友人の末路|借りっぱなしの友人

借りたものは返して【アカウント削除】→人の物を借りパクしようとした友人の末路|借りっぱなしの友人

ボロボロの状態で戻ってきた服を前に、麻衣は謝罪し去っていった。信頼を失った彼女は周囲からも孤立する。沙織は友人一人を失った寂しさを感じつつも、戻った服と共に3人目の命を授かり、新たな一歩を踏み出すことに―――。

「貸し借り」は信用の元で成立している

女性 反省

約束の日。麻衣は自宅の玄関先で、大きな紙袋を抱えて立っていました。 いつもならオシャレに気を使っている彼女も、この日はすっぴんで、心なしか肩が小さく見えました。

「……これ、全部。洗って返したかったけど、急ぎだって言うから……」

蚊の鳴くような声で麻衣が差し出した袋の中には、シワだらけのワンピースと、少しシミのついたマタニティー服が入っていました。勇が横から口を出します。

「麻衣さん、沙織はあなたを信じて貸していたんですよ。それを「もらった」と勝手に解釈するだけでなく、SNSで沙織を批判するなんておかしいですよね?」

麻衣はこっくりと頷き、涙をこぼしました。

「ごめんなさい……。沙織なら何でも笑って許してくれるって思い込んでいたんです。古い友人だからって、完全に甘えていました」

ようやく手元に戻ってきて、一安心

洋服

彼女はその後、SNSに謝罪の言葉(といっても、自分の非を認める簡潔なもの)を投稿し、アカウントを削除しました。しかし、一度失った信頼は簡単には戻りません。共通の友人の何人かは、彼女と距離を置くようになったと聞きました。

帰り道、車の中で勇が私に言いました。

「お疲れ様、沙織。大事なものが戻ってきて良かったな」
「うん……。でも、なんだか悲しい。友達を1人失くしたみたいで」
「沙織が失くしたんじゃない。彼女が自分で壊したんだよ」

私は、返ってきたワンピースを抱きしめました。 少し麻衣の家の匂いがするけれど、クリーニングに出せば、また私の元に戻ってくると思います。

配信元: ママリ

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