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皮膚科医が教える「セルフケアが有効なシミ」とそうじゃないシミの違いの見分け方

皮膚科医が教える「セルフケアが有効なシミ」とそうじゃないシミの違いの見分け方

セルフケアでは消せないシミとは?

セルフケアでは消せないシミとは?

編集部

セルフケアだけで治すのが難しいシミには、どのようなものがありますか?

今泉先生

セルフケアで改善が難しいのは、肝斑、老人性色素斑(濃く境界がはっきりしたシミ)、そばかすの一部、深い層にある色素沈着などです。これらは紫外線だけでなく、加齢やホルモンバランスの変化、慢性的な刺激など複数の要因が関与しているため、スキンケアだけで薄くするのは困難です。特に加齢に伴うシミは肌の代謝を整えるだけでは変化が出にくく、レーザー治療や内服薬など、医療機関での専門的な治療が必要となるケースが少なくありません。

編集部

セルフケアで悪化してしまうシミもありますか?

今泉先生

はい、代表的なのが肝斑です。肝斑は非常に刺激に敏感なシミで、強い摩擦や過度なピーリング、頻繁なマッサージなどによって悪化することがあります。また、自己判断で刺激の強い美白アイテムを併用することも、炎症を引き起こし逆効果になる可能性があります。肝斑が疑われる場合は、まず刺激を減らし、専門医の診断を受けることが重要です。

編集部

医療機関での治療が必要なサインはありますか?

今泉先生

セルフケアを続けても長期間まったく変化がない場合や、急にシミが濃くなった、形がいびつに変化した、範囲が広がってきたと感じる場合は、早めに医療機関へ相談する目安です。シミの種類によっては、セルフケアでは対応できないものもあり、誤ったケアで悪化させてしまうこともあります。基本的には、「肌表面の浅いシミはセルフケア」「深いシミや変化の乏しいシミはクリニック」と考えるのがよいと思いますが、迷ったら自己判断せず、医師に相談するようにしましょう。

編集部

最後に、読者へメッセージをお願いします。

今泉先生

シミは「早く消したい」と焦るほど、かえって悪化させてしまうこともあります。大切なのは、自分のシミのタイプを正しく知り、無理のないケアを選ぶことです。セルフケアで改善が期待できるものもあれば、医療の力を借りたほうがよいシミもあります。毎日の紫外線対策やスキンケアを丁寧に続けつつ、少しでも不安や迷いがあれば、自己判断せず専門医に相談してください。正しい知識と適切なケアが、将来の肌を守る一番の近道だと思います。

編集部まとめ

シミがあると実年齢より老けて見えるなど、どうしても外見上の悩みにつながってしまいます。セルフケアで頑張るよりも医療の力を借りるほうが、回復が早いことも少なくありません。困ったことがあれば、ぜひ医師に相談してみましょう。

配信元: Medical DOC

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