「朝の血圧を下げる方法」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「朝の血圧を下げる方法」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
血圧が気になるときにタオルを握るグーパー運動は朝起きてすぐ行っても良いですか?
小鷹 悠二 医師
基本的には、自分の好きな時間に行って大丈夫です。ただ、朝起きてすぐは血圧が急に上がりやすい時間帯でもあります。特に寒い冬の朝などは血管が縮まりやすいため、部屋を暖かくして、少し動いて体が起きてから行うのが安心です。この運動は、一度きりではなく毎日コツコツ長く続けることで効果が出るので、自分が忘れずに続けやすいタイミングを見つけてやってみましょう
朝だけ血圧が高い場合でも、薬を飲む必要はありますか?
小鷹 悠二 医師
朝だけ血圧が高い「早朝高血圧」は、脳卒中や心臓病を起こす危険が高いため、治療が必要です。まずは減塩や寒さ対策などの生活習慣を見直すことから始め、それでも下がらない時は薬を飲む必要があります。病院での血圧が正常でも安心せず、医師に相談して自分に合った治療を受けることが大切です。
朝の血圧が150以上だったら、すぐに受診すべきですか?
小鷹 悠二 医師
朝の血圧が135以上あると「早朝高血圧」と呼ばれ、150は高い状態です。もし激しい頭痛や胸の痛み、しびれなどがあれば、すぐに受診が必要です。症状がなくても、血管に負担がかかっている状態が続いてしまうため、放置せずに早めに医師に相談しましょう。
モーニングサージによる高血圧は冬になりやすいのでしょうか?
小鷹 悠二 医師
はい、冬はモーニングサージが起こりやすくなります。寒さで血管が縮まるうえに、暖かい布団から寒い部屋へ移動する温度差が刺激となって、血圧が急上昇してしまうからです。心臓病などの危険も高まるため、冬の朝は暖房で部屋を暖かくしてから起きるなどの工夫が大切です。
まとめ 朝の血圧管理は生活習慣の改善と早期の受診が大切!
朝の血圧が高いことは、脳や心臓の病気などの深刻な病気の原因となってしまうため、注意が必要です。
まず日常生活の中で改善できることを見なおし、それでも改善がない場合には早期にて適切な治療を受けることが大切です。

