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【神奈川県藤沢市】鵠沼海岸でウミガメの赤ちゃんが誕生!ウミガメの故郷を守るためのクラファン開始


全国各地の街や海でごみ拾い活動を行うグリーンバードは、ウミガメが再び湘南の海に戻ってくる未来を実現するためのクラウドファンディングを、3月18日(水)に開始した。

鵠沼海岸でアカウミガメの赤ちゃんが誕生


昨年8月、グリーンバード辻堂チームの活動拠点である湘南・鵠沼海岸にて、約100匹のアカウミガメの赤ちゃんが生まれた。湘南沿岸でウミガメの産卵が確認されたのは2015年の平塚海岸が最後で、鵠沼海岸においては実に30年以上も前の出来事だという。

かつて当たり前のように訪れていた命は、いつしか記録から消え、記憶の中の存在になりかけていた。それでも今回、ウミガメは海へ戻らず、砂浜へと上陸。そして産卵し、なんと約100匹もの命が誕生した。

グリーンバードでは、この奇跡を奇跡として終わらせるのではなく、何年先になってもウミガメが帰って来られる故郷にするために、クラウドファンディングを立ち上げた。

湘南の海の環境と、ウミガメの習性


湘南の海は、言わずもがな多くの人に愛される場所。サーファーが波を追い、家族連れが砂浜で遊び、ランナーが海沿いを走る。観光地としても発展し、多くの人の憩いの場として親しまれている。


一方で、この海の姿は少しずつ変わってきた。夜を照らす強い光、踏み固められた砂浜、増え続ける海洋ごみ、風が吹くたびに打ち上げられる漂着物。人間の生活の豊かさと引き換えに海の静けさは失われ、ウミガメが安心して上陸できる環境は、決して十分とは言えないという。

それでも、ウミガメが帰ってきてくれた。上陸だけであれば偶然迷い込んだという解釈もできるが、産卵しようと決意し、実際に産卵できたという事実が、この海がまだ「終わっていない」という証だ。そして期待を膨らませたくなるのが、ウミガメ特有の習性である「回帰性」。これは自分が生まれた浜を記憶し、数十年後、産卵する際に再び同じ場所に戻ってくるというもの。

だからこそ、この一度の出来事を「奇跡」で終わらせてはいけない――。同団体では、環境を整え守り続けることで、ウミガメが再び戻ってくるという未来を実現できると考えている。

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