弟と絶縁の覚悟
翌週、再びゴミを持って現れたタケルに、父は玄関を開けませんでした。インターホン越しに、「もうここには来ないでくれ。自分たちのことは自分たちでしなさい。今後、連絡も一切不要だ」と告げました。
タケルはショックを受けたようで、何度も私の携帯に電話をかけてきました。
「姉貴! 親父に変なこと吹き込んだだろ! ユイが怒ってるんだぞ、どうしてくれるんだよ!」
私は静かに答えました。
「ユイさんが怒ろうが知ったことじゃない。あんたたちは、自分たちの足で立ちなさい。私たちの平穏をこれ以上壊さないで」
そのまま電話を切り、着信拒否の設定をしました。しかし、タケルたちはこれで引き下がるような連中ではありませんでした。
あとがき:守るための「捨てる勇気」
ついに美保が立ち上がりました!世間体や情に流されそうになる母親を、「お父さんの命を守るため」と説得するシーンは圧巻です。一番の被害者である父が、自ら玄関を開けず拒絶した瞬間には、大きな一歩を感じました。逆ギレするタケルの姿は滑稽ですが、甘えきった人間は切り捨てられるまで自分の過ちに気づかないもの。自分たちの手で平穏を勝ち取ろうとする美保の強さに、勇気をもらえる回です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

