山﨑賢人から漂う圧倒的大物感
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2023年2月、山﨑は日本人で初めてサンローランのアンバサダーに就任した。世界が彼の才能を認め、もはや国内に留まらないセレブリティであることを示した。それをいかにも自然な素振りでやってのけてしまうのが、山﨑らしい人懐こさでもある。山﨑クラスの俳優になれば、少なくとも同年代にライバルはいないだろう。
2025年9月のパリ滞在でそれを強く確信した人も多いかもしれない。これもサンローランの2026年夏ウィメンズコレクションのショーに参加するためだったが、日本の媒体掲載用にセーヌ川で撮り下ろしたショットがどれもが圧倒的に輝いていた。
山﨑が着たのは、2025年冬メンズコレクションから19ルック目。紫色のタートルネックにレザーのグローブが、俳優としての洗練具合を物語っていた。
31歳にして漂う、圧倒的大物感。山﨑が国内の映画界で「実写化王子」の異名を取っていた2016年に、サンローランのクリエイティブ・ディレクターに就任したアンソニー・ヴァカレロが手掛けるコレクションは、山﨑賢人からまさにエスプリ(精髄)を引き出している。自ら世界の舞台を目指す必要もない。彼はただ自然と世界から必要とされる存在なのだ。
<文/加賀谷健>
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【加賀谷健】
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役
“イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。
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