心を守るためのSNSとの付き合い方
編集部
SNS疲れにならないために、ストレス管理や自己理解の視点でできる予防法はありますか?
種市先生
SNS疲れは日常の小さな工夫で十分に予防できます。重要なポイントは、情報との距離感と、自分の心理状態への気づきです。具体的には、SNSをチェックする時間を決める、通知をオフにする、リアルな休息や対話の時間を意識的に確保するなどの対策が有効です。自分の感情や疲労のサインに耳を傾けることで、SNSの利用は “奪われる時間”ではなく“自分で選ぶ時間”に変えられます。
編集部
気分の落ち込みや疲労感がどのくらい続いたら医療機関への相談を検討すべきでしょうか?
種市先生
気分の落ち込みや疲労感が2週間以上続く場合は、休息とともに、信頼できる人や医療機関への相談を検討しましょう。特に、睡眠の乱れ、これまでできていたことが億劫になる、体が重い感覚が続く、仕事の欠勤または学校の欠席が増える、ミスが増えるといった変化が見られた場合は、早めの受診をお勧めします。不調を一人で抱え込まず、長引かせないことが回復への近道です。
編集部まとめ
SNSは便利かつ身近な存在である一方、使い方次第では心に大きな負担をかけるツールにもなります。SNSとうまく付き合うためには、自分の心の状態に気づきながら距離感を調整することが何より大切です。通知をオフにする、利用時間を決める、リアルな休息を意識するなど、小さな工夫で心を守りましょう。気分の落ち込みや疲労感が長く続く場合は、信頼できる人に相談することも重要です。本稿が、SNSとの関わり方を見直し、自分自身の心を大切にするきっかけとなりましたら幸いです。

