
皆さま、こんにちは!韓流ナビゲーターのみんしるです。
韓流イベントのMCやラジオパーソナリティーとしてお仕事をする傍ら、毎日のように追い続けている韓国ドラマを私の視点でご紹介しているこのコラム。
今回いよいよ4月3日から日本公開となる韓国映画『PILOT ー人生のリフライトー』をご紹介します。
韓国では2024年の夏に公開され、観客動員数470万人突破の大ヒットを記録!日本でもファンの多い韓国ドラマの名作『賢い医師生活』シリーズのイクチュン先生でお馴染みのチョ・ジョンソクが一人二役を熱演! 難しい役柄を見事にこなし高い評価を得た結果、第61回百想芸術大賞の映画部門・最優秀演技賞(主演男優賞)も受賞しました。

実は私、一昨年の渡韓時に劇場で見て大爆笑し、あまりの面白さに帰国後も周りに勧めまくり、日本公開をずっと待ち焦がれていたんです。そんな私が惚れ込んだ作品の見どころをお届けします!
あらすじ:スターパイロットから一転、妹になりすまして再起をかける!

主人公のハン・ジョンウ(チョ・ジョンソク)は、最高の操縦技術を誇る韓国航空のスターパイロット。


インスタのフォロワー数は数十万人を超え、人気のテレビ番組にも出演するほどの人気者で、まさに絵に描いたような成功人生を歩んでいました。しかし、会社の会食の席で放ったひと言が致命傷となり、一夜にして職を失ってしまいます。
再就職のため奔走しますが、有名だったことが仇となりブラックリスト入り。
どこの航空会社も雇ってくれず、しまいには妻と息子も去っていくというどん底状態に……。
そんな中、女性パイロット雇用に積極的だという航空会社に、酔った勢いで妹になりすまして履歴書を送ったところ、まさかの書類選考通過!

そして美容系YouTuberのリアルな妹ジョンミの手を借り、女性パイロットに変身した“ハン・ジョンミ”は、新たな航空会社で第二のパイロット人生を歩み始めることになるのですが……。

見どころ1. 奇想天外なストーリーを韓国流に味付け

公開初日からボックスオフィス1位を記録し、わずか12日で300万人を突破。
最終的には470万人を超える、韓国コメディ映画としては久しぶりの大ヒット作となった本作。実は2012年のスウェーデン映画『コックピット』がオリジナルで、それを韓国ならではのテイストに仕上げています。
キム・レウォン&コン・ヒョジン主演のロマンティックコメディ『最も普通な恋愛』の女流監督キム・ハンギョルならではの心地いい軽さが効いていて、コミカルでありながら社会的なメッセージもちゃんと描かれます。爆笑エピソードの数々はもちろんですが、もてはやされることで自分に酔いしれすぎてしまった男の悲哀や、女性の立場に立つことで見えてくる様々な偏見や差別問題など、男女問わずふと自分自身を顧みる瞬間がやってきます。
それらをトゥーマッチにならない絶妙な匙加減でミックスし、笑いと軽やかさで包み込みながら進んでいくんですね。もちろん、韓国コメディならではの「笑った後の、ちょっぴりの涙」も健在。再就職の難しさや家族愛、友情などを素晴らしいバランスでさらりと描き、観終わったあとにじんわりと心が暖かくなる作品です。

