黒柳徹子が司会を務める「徹子の部屋」(テレビ朝日系)が31日に放送され、女優の萩尾みどりがゲスト出演した。新人時代の萩尾のケンカエピソードを聞いた徹子が、自身が職場で理不尽な目に遭った際の意外なリアクションに触れ、萩尾を驚かせた。
萩尾は、千葉大理学部在学中にデビューした“元祖高学歴女優”。当時、国立大の理系出身という学歴を持つ者が少なく、「理系出身だから理屈に合わないことが嫌い」な萩尾は、若い頃、撮影現場で啖呵を切ることも多かったという。初めての映画出演時、撮影初日に約束の時間より10分早くスタジオのメイク室に到着したところ、スタッフに激怒された。理由は、新人女優が先輩よりも先に到着したためで、萩尾は先輩が何時に来るかは分からず、そんなルールも知らないと反論。火に油を注ぐ形となり、互いに引っ込みがつかなくなったが、一番奥にいた岸恵子が仲裁に入り、ようやくメイクが許されたと振り返った。
何でも理詰めで納得しないと気が済まない自身の性格を「理系の悪いところ」と反省する萩尾に、徹子は「納得いかないと『言わせていただきます』というのは分からないではないけど…」と理解を示しつつ、「もめるのが嫌」という理由で自分はしないと語った。しかし、萩尾から「『自分は悪くないのに…』ということはありませんでした?」と尋ねられると、「ありましたよ。先輩に無体なことを言われて…NHKの壁を蹴とばしたことがあります。1回、ドンと。フフフフ」と不敵な笑み。徹子の“武勇伝”を聞いた萩尾も笑いながら「さすがです」と感心した。

