「血液検査の基準値」についてよくある質問
ここまで血液検査の基準値について紹介しました。ここでは「血液検査の基準値」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
血液検査ヘマトクリットの基準値を教えてください。
伊藤 陽子(医師)
日本臨床検査医学会のガイドラインによると、
男性: 40.7% ~ 50.1%
女性: 35.1% ~ 44.4%
とされています。医療機関ごとに若干異なる場合がありますので、ご自身が検査を受けた医療機関の基準値をご確認ください。
血液検査でがんを発見できますか?
伊藤 陽子(医師)
前述の血液検査で調べる項目は、スクリーニング検査です。がんを発見するきっかけになる可能性もありますが、必ず見つけられる保証はありません。血液検査として腫瘍マーカーが調べられますが、腫瘍マーカーが高値だからと言ってがんであると言い切れず、特に早期の場合はがんであっても高値にならないとされています。よって、確実にがんを発見できるとは言えません。
編集部まとめ
血液検査ではさまざまな項目を調べており、それぞれに基準値が設定されています。肝臓、腎臓、糖尿病、貧血、感染症など多くの病気の可能性がわかるのが血液検査です。精密検査の指示を受けたら、どの項目が当てはまっているか確認して早めに受診しましょう。自覚症状がなくても病気が進行している可能性もありますので、早期発見・早期治療につなげましょう。

