〈2035年に100ha体制へ〉
LEMONITYは、生産~選果~青果販売~加工(果汁等)~物流をあらかじめ連結した運用設計が特徴だ。販売先が確保されていることで、生産者の在庫・価格リスクを抑え、面的拡大と新規参入を後押しする。
広島県江田島市と静岡県磐田市を中心にレモンの産地化を進め、2026年10ha、2028年30ha、2030年50ha、2035年100haの自社栽培体制を目指す。収量は1ha当たり約30tを想定し、2035年に約3000t体制を目標とする。収穫したレモンは青果60%、加工用40%に配分し、加工用は年約1200tをポッカサッポロが調達、青果は西本Wismettacの流通網で外食・小売に供給する見込み。
また2026年2月には、LEMONITYは国のスマート農業技術活用促進法に基づく「生産方式革新実施計画」を静岡県で初認定した。収益性向上のため、土壌の水分量や栄養素などをモニタリングし、データに基づく肥培管理を行う。得られたデータは地域のレモン農家と共有し、産地全体の生産力強化につなげるという。

