●福岡市の「除外申請」、2025年度は185人
ただし、名簿提供をしている自治体でも、すべてが一律というわけではない。「除外申請」によって、個人が提供を拒否できる仕組みを設けているケースもある。
福岡市もその一つだ。
同市によると、2025年度に自衛隊に名前や住所を提供した住民は3万954人。一方で、除外申請をおこなった185人については、情報提供の対象から外したという。
●裁判になるケースも
こうした名簿提供のあり方をめぐっては、法廷に持ち込まれるケースもある。
神戸市では、市民グループがプライバシー権の侵害を理由に国を提訴。奈良市でも、自衛隊に個人情報を提供された高校生が同様の訴訟を起こすなど、制度の是非を問う動きも出ている。

