店の前に「捨て猫」が

画像はイメージです
2026年3月7日、雲南省楚雄市でペットショップを経営する孫さんは、店の外に灰色のペットキャリーが置かれているのを見つけました。
中から猫の鳴き声が聞こえます。開けてみると、1匹のトラ猫がたくさんのキャットフードに囲まれて座っていました。
「無責任な飼い主が捨てたのだと思い、腹が立ちました」と孫さんは話します。しかしよく見ると、猫の体の下にはくしゃくしゃになったピンク色の手紙と現金が挟まっていました。手紙は飼い主が書いたもので、「遠方から来た孤独な高齢者」とあり、性別や年齢などは明記されていませんでした。
その手紙には「翌日に手術を受ける予定で、もう猫の世話ができなくなった」とありましたが、健康状態についての詳細は書かれていませんでした。
飼い主からのメッセージ

画像はイメージです
手紙によると、中国語で「宝物がやってくる」という意味の「Laibao」と名付けられたその猫は「4歳で去勢済み、人懐っこく行儀がよい」といいます。
「どうかこの猫を、やさしい方に引き取っていただきたいと願っています。ご迷惑をおかけしますが、心から感謝しております。この現金はささやかな感謝の印です」
小額紙幣が数枚、きちんと結ばれていました。ほかにもキャリーには、きれいな猫用食器が2つ入っています。Laibaoはキャリーの隅で丸まって座っており、体はふっくらとしていて毛並みも清潔で整っていました。
孫さんは飼い主の苦悩を思い、手紙を手にしたまま涙をこぼしました。そしてすぐに猫を連れて診察を受けたところ、幸い健康状態は良好だったのです。

