甲斐犬|犬種の特徴と性格、飼い方や価格相場まで解説

甲斐犬|犬種の特徴と性格、飼い方や価格相場まで解説

甲斐犬の飼い方

飼い主以外の人と触れ合う甲斐犬

甲斐犬と穏やかに暮らすためには、日本犬らしい警戒心や自立心を理解したうえで、安心して過ごせる生活環境を整えることが大切です。

飼い主との信頼関係を築きながら、毎日の運動、無理のないしつけ、こまめな手入れを続けることで、甲斐犬の魅力をより引き出しやすくなります。

ここでは、日々の暮らしのなかで意識したいポイントを見ていきましょう。

甲斐犬の運動量

甲斐犬は活発で体力のある犬種のため、散歩は1日2回、それぞれしっかり時間をとることが大切です。短時間の散歩だけでは物足りなさを感じやすく、エネルギーを持て余してしまうことがあります。

ただ歩くだけでなく、変化のあるコースを取り入れたり、遊びを交えたりしながら体を動かすと、気分転換にもつながります。

走ることだけでなく、周囲のにおいをかいだり、外の刺激にふれたりする時間も、甲斐犬にとってはよい発散になります。

日々の運動が不足すると、落ち着きのなさにつながることもあるため、生活リズムのなかに無理なく続けられる運動習慣を組み込むことが重要です。

甲斐犬のしつけ方

甲斐犬のしつけでは、頭ごなしに従わせようとするのではなく、飼い主が一貫した態度で接することが大切です。賢く状況をよく見ている犬種だからこそ、対応がぶれると戸惑いや警戒につながりやすくなります。

教えたいことは短くわかりやすく伝え、望ましい行動ができたときにはしっかり褒めることで、ルールを覚えやすくなります。無理に押さえつける接し方は、信頼関係を崩す原因になりかねません。

また、子犬の頃からさまざまな人や物音、環境に少しずつ慣らしていくことも大切です。日常の刺激に落ち着いて対応できるようになると、家庭でも過ごしやすくなります。

甲斐犬のケア方法

甲斐犬の被毛は短めですが、ダブルコートのため、定期的なブラッシングで抜け毛や汚れを取り除くことが大切です。特に換毛期は抜け毛が増えやすいため、ふだんより丁寧に手入れすると清潔を保ちやすくなります。

シャンプーは汚れ具合を見ながら行い、洗いすぎには注意しましょう。必要以上に頻繁に洗うと、皮膚や被毛の状態を損ねることがあります。

そのほか、耳の中の汚れ、爪の長さ、歯の状態もこまめに確認しておくと安心です。日頃から体にやさしく触れる習慣をつけておくことで、お手入れを受け入れやすくなり、変化にも気づきやすくなります。

甲斐犬の寿命と病気

遠くを見つめる甲斐犬の顔のアップ

甲斐犬の平均寿命は、12歳から15歳ほどがひとつの目安です。中型犬としては比較的長く暮らしやすい犬種ですが、毎日の食事や運動、体重管理、定期的な健康診断などの積み重ねが、健やかな毎日につながります。

また、見た目には元気そうに見えても、年齢とともに関節や目、皮膚などに不調が出ることがあります。普段の様子をよく見て、小さな変化に早めに気づくことが大切です。

甲斐犬のかかりやすい病気

甲斐犬では、目や関節、皮膚に関わる不調に気を配りたいとされています。すべての個体に起こるわけではありませんが、あらかじめ注意したい病気を知っておくと、体調の変化にも気づきやすくなります。

歩き方の違和感、目の見えにくそうなしぐさ、体をしきりにかく様子などが見られたときは、様子見を長引かせず、動物病院で相談することが大切です。

進行性網膜萎縮症

進行性網膜萎縮症は、目の奥にある網膜が少しずつ障害を受け、視力が低下していく病気です。はじめは暗い場所で動きにくそうにしたり、夜に物へぶつかりやすくなったりすることがあります。

進行すると日中でも見えにくくなることがあるため、目の異変に気づいたら早めの受診が大切です。普段から家具の配置を急に変えないようにするなど、生活環境への配慮も役立ちます。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は、膝のお皿が正常な位置からずれてしまう関節の病気です。足を浮かせる、急に歩き方がぎこちなくなる、動きたがらないといった様子が見られることがあります。

軽度では日常生活に大きな支障が出にくいこともありますが、悪化すると痛みや歩行異常につながることがあります。滑りやすい床を避け、足腰に負担をかけにくい環境を整えることも大切です。

股関節形成不全

股関節形成不全は、股関節がうまくかみ合わず、関節に負担がかかりやすくなる病気です。立ち上がるのを嫌がる、後ろ足の動きが不自然になる、散歩を嫌がるといった変化が見られることがあります。

成長期の体づくりや体重管理も大切になるため、無理な運動を続けさせないことが重要です。違和感があるときは、早めに診てもらうことで負担を減らしやすくなります。

アレルギー性皮膚炎

アレルギー性皮膚炎は、体質や環境中の刺激などが関わって、かゆみや赤みが出る皮膚トラブルです。体を頻繁にかく、耳や足先をなめる、皮膚が赤くなるといった変化が見られることがあります。

皮膚の不調を放っておくと悪化しやすいため、早めに原因を探ることが大切です。ブラッシングやシャンプーで清潔を保ちながら、気になる症状がある場合は獣医師に相談しましょう。

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