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猫の「食べる早さ」が遅くなる原因6つ|トラブルの可能性から対処法まで解説

猫の「食べる早さ」が遅くなる原因6つ|トラブルの可能性から対処法まで解説

猫の食べる早さが遅くなる原因6つとその背景

フードを食べようとする茶トラ白

1.口腔内のトラブル(歯周病・口内炎)

飼い猫は歯周病といった歯のトラブルがよく見られる動物です。

猫は人のように虫歯はほとんどないですが、歯周病をはじめとした歯のトラブルがよく見られます。

もし歯周病によって口の中に痛みが生じると、食べ物を噛むたびに不快感を覚え、自然と食事のペースが落ちます。

特に3歳以上の猫の約70〜80%に歯周病の兆候があるとも言われており、注意が必要です。

口臭が強くなったり、片側だけで食べるようになったりする様子が見られたら早めに獣医師に相談しましょう。

2.消化器系の不調(胃炎・腸炎など)

胃や腸に炎症が起きていると、たとえ食欲はあっても、食べ始めてすぐに止まってしまうといった様子が見られる場合があります。

吐き気や腹部の違和感があるため、猫は無意識に食事のスピードを緩めてしまうのです。

もし猫が、嘔吐や下痢を繰り返している場合は特に消化器系のトラブルかもしれません。症状が続く場合は早めに動物病院で診察を受けましょう。

3.加齢による体力・筋力の低下

猫も年齢を重ねると代謝が落ち、顎の筋力や消化機能が衰えてきます。

シニア猫(10歳以上)になると、若い頃と同じペースで食べることが体への負担となるため、自然と食事に時間がかかりがちに…。

これ自体は加齢による自然な変化ですが、急激な食欲低下は別の病気のサインである可能性もあるため、体重の変化などにも注意が必要です。

4.ストレスや環境の変化

引っ越し、新しいペットや家族が増える、食器の変更など、猫は環境の変化に敏感です。

そしてストレスを感じると食欲が低下したり、食事中に落ち着きがなくなったりすることがよくみられます。

食べる早さが遅くなるのも、このように精神的な緊張から来ている場合も少なくありません。猫が安心して食事できる静かな環境を整えてあげましょう。

5.フードの変更や好みの変化

新しいフードへの切り替えなどによるにおいの微妙な差異が原因で、猫が食べ慣れない食事に慎重になることがあります。

猫は非常に嗅覚が鋭く、少しの変化でも敏感に察知するので、「いつもと違う」ものには強い警戒心を抱き、食事をしなくなるのです。

また、成長や季節に伴って好みが変わることもあります。

6.内臓疾患(腎臓病・甲状腺機能低下など)

慢性腎臓病や甲状腺の異常など、内臓の病気が食欲や食事スピードに影響することがあります。

特に腎臓病は中高齢の猫に多く、倦怠感や吐き気を伴うため、食事に時間がかかったり食べ残しが増えたりする傾向がみられるように。

こういった疾患は血液検査や尿検査で発見できることが多いので、定期的な健康診断が予防と早期発見につながります。

トラブルの可能性は?

並んで食事をする猫たち

食べるのが遅くなった際、単なる「のんびり屋」であれば問題ありませんが、いくつかのポイントに当てはまる場合は注意が必要です。

まず、食事量が明らかに減っている、または食べ残しが増えている場合は体調不良の可能性があります。

ほかにも体重の減少、嘔吐・下痢の頻発、口臭の悪化、元気や活動量の低下が伴う場合は、口腔疾患や消化器疾患、内臓疾患などのトラブルが疑われます。

特に急激な変化が見られたり、「いつもと違う」と感じたり、ほかの症状が確認できたりしたら、早めに動物病院を受診しましょう。

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