そんな宇野さんが30代女性として等身大の思い、ちょっとズッコケな日常をお届けするエッセイ連載。今回は宇野さんが横須賀の副業プロジェクトに参加した際のエピソードを綴ります(以下、宇野さんによる寄稿)。地縁を求めて副業プロジェクトに参加
里帰りという概念がほぼないまま生きてきた人生です。皆さま、ご機嫌よう、宇野なおみです。梅に河津桜、桃の花、あちこちが春めいてきましたね。
サクラ咲くのをお待ちの方も多いのではないでしょうか。そして、何やらくしゃみの声もあちこちから聞こえてまいります。ハクション。
実は2月末まで、神奈川県は三浦半島の「副業プロジェクト」なるものに参加し、横須賀の地元メディアの記事制作に関わっておりました。冒頭に書きました通り、わたくし、生まれこそ岡山県倉敷市ですが、ほぼ里帰りという経験がありません。赤子の頃に東京に引っ越し、祖父母が東京に来ていたためです。
人様からは東京に実家があるありがたみを嚙み締めろと言われる一方で、お盆や年末年始の帰省なるものに憧れがありました。新幹線や飛行機のチケットが高い、お子さんを連れていたら長時間の移動は大変。そんなことを思いつつ、憧れとは無責任なものです。浅はかで申し訳ない。
里帰りという単語に憧れ
「地縁」という言葉がありますよね。土地を媒介とした社会的な関係を指す言葉ですが、土地そのものの縁というものもあるなと思っています。私は港区に行く機会が多いんですが(高校・港区、TBSの所在地・港区、今までのバイト先全部が港区)ご縁があるかというと、さてな……。という感じでして。港区って振り向いてくれなさそうじゃないですか。いえいいエリアですよ! 図書館がめちゃくちゃ充実していて。よく行く場所では図書カード作るタイプの人間です。
副業プロジェクトに応募したのも、地元密着のメディアで取材し、記事を作るという内容の面白さと同時に、「自分なりの地縁」を作ってみたかったからでした。
副業の募集って経営企画とかWebサイトの制作や広報・PR領域での募集が多くて、私には手が出なかったんですよね。書き手の募集があったのもうれしかったです。
かなり応募があったようですが、幸い採用していただき、月に1回以上、横須賀に通う日々が始まりました。

