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朝ドラ「風、薫る」“虎太郎”小林虎之介【インタビュー】恋敵・健次郎(Aえ!group佐野晶哉)にライバル心「厳しい戦いになるかも」

朝ドラ「風、薫る」“虎太郎”小林虎之介【インタビュー】恋敵・健次郎(Aえ!group佐野晶哉)にライバル心「厳しい戦いになるかも」

3月30日から始まったNHK連続テレビ小説「風、薫る」。激動の明治時代を舞台にした朝ドラで、キラキラしたビジュアルで視聴者の熱い注目を集めているのが、竹内虎太郎を好演する小林虎之介だ。一ノ瀬りん(見上愛)と大家直美(上坂樹里)という2人のヒロインが、過酷な運命に翻弄されながらも看護の道を切り拓く姿を描くこの物語で、虎太郎は、栃木・那須地域の村で暮らすりんの幼なじみで、お互いに思い合う役どころ。視聴者の注目はそんな2人の「関係」だが、今後舞台が東京に移ると、虎太郎の前に「強敵」が登場する。Aぇ! group・佐野晶哉演じる「謎の青年」島田健次郎。小林はそんな彼にライバル心をむき出しにする。

同じ「虎」の字の入った役柄「まっすぐなところは似ている」

幅広い世代に親しまれる朝ドラ枠への初出演。決定の知らせを受けた際の心境を、「素直に嬉しかった」と振り返る。自身の名と役名に共通して「虎」の字が入っていることに「すごく縁を感じる部分もありつつ、少し恥ずかしい部分もある」と照れながら、「役名で間違えられて呼ばれそうだなと思っています」と冗談交じりに語る。

虎太郎の魅力は「汚れた部分がなく、素直でまっすぐでピュアなところ」。その点は自身に共通すると感じている。「明治を生きている男として強くあってほしい」との監督の要望に応えながら、所作や言葉遣いに苦戦中で、「普段の自分に近い感じで自然にやると、現代の感じが強く出てしまう。喋り口調や動きに制限があるなかで演じる難しさがあります」と吐露。事前に所作指導を受けたものの、現場での段取り段階では「どういう動きが正しいのか分からず、縮こまってしまう時もある」と率直な思いを明かした。

主人公・見上愛の素顔「同世代として刺激を受けた」

共演シーンが多い見上の印象は「本当に頼もしい座長」で、「大変な現場のなかで、いつも笑い声が響いていて元気。すごく強い子」と絶賛。自然豊かなロケ地でキャスト・スタッフ皆が虫刺されに悩まされた際、見上自らが翌日に全員分の塗り薬を病院でもらってきて配ってくれたという。「この年でそんな配慮ができるんだって驚きましたし、ありがたかった」と座長の気遣いに感謝する。芝居についても「本当に器用で、スイッチの切り替えがパチンとできる女優さん。同世代としてすごく刺激を受けました」と語る。特に印象に残っているのが、りんが泣き崩れるシーンで「度々失敗して泣き崩れちゃうシーンがあって、僕はその後の出番だったのでモニターで見ていて、『ああ、すごいな。いいドラマになるだろうな』と確信しました」。撮影は順調のようだ。

恋敵・島田(Aぇ! group・佐野晶哉)に「勝ちたい」

本作の見どころの1つが、りんを巡る同世代の男性キャラとの関係性だ。虎太郎は、りんが東京で出会い、よき相談相手となる健次郎と恋敵になる。番組公式SNSのアンケート企画で、小林は「自身以外の気になるキャラクター」として健次郎の名前を挙げた。スタッフから、放送開始後に視聴者が「健次郎派」と「虎太郎派」に分かれるだろうと“予言”されて以来、意識するようになったという。「島田に勝ちたいという意気込みでやっています」とやる気をみなぎらせる一方、「ただ、佐野さんアイドルもされていますからね…厳しい戦いになるかも」と弱音をこぼす。

身分差を越えた不器用な愛「結ばれていた世界線あったかも」

明確な身分差があるりんとの距離感。虎太郎の複雑な心情を「2人でいる時はそこまで意識しないんですが、客観的に見た時にやはり身分差から引け目を感じていたのかなと思います」と分析する。第5回(4月3日放送)で、りんに「おれの姫様だから」と告白する場面の演技を「不器用ながら伝える。男らしく覚悟を決めて手を握るとか、すごく緊張している感じを伝えたかった」と振り返り、ピュアな愛情表現にこだわったことを明かす。そして、結果的に振られてしまう虎太郎に「台本を読んだ時は特に何も思わなかったんですが、現場で演じてみると、本当に虎太郎はタイミングが良くないなと。行動する日が違えば、結ばれていた世界線もあっただろうなと思いますね」と寄り添う。

その後りんは、運送業で成功し一代で財を築いた奥田亀吉(三浦貴大)と結婚。第2週でモラハラ夫の仕打ちに苦しむ彼女を目の当たりにし、虎太郎の感情が変化していく。「結婚しているので旦那さんになるのは半ば諦めていますが、好きだった女性が苦しんでいるなら助けてあげたい。恋愛というよりは、『大切な人を守る』という感覚だと思います」

虎太郎の思いが爆発するのが、第9回(9日放送)で奥田家から逃げ出したりんと環(宮島るか)親子を東京へ送り出すシーンで、「これまでの中で一番男らしいシーン。身を呈してりんたちを船着き場まで送っていく。自分が東京に行けない悔しさもありつつ、りんに普通の生活を送ってほしいという気持ちで演じました」と振り返る。「追手が来たら戦う気でもいただろうし。島田にはできないだろうなっていう自負みたいなものは持ってますね」。ここでも健次郎へのライバル心を燃やしてみせた。

不器用ながらもまっすぐな愛でりんを支える虎太郎。自身が持つピュアな魅力と相まって、ますます人気が高まりそうだ。

「風、薫る」とは?

大関和と鈴木雅という実在した2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフにした朝ドラ。激動の明治時代、まったく違う境遇に生まれ、それぞれ生きづらさを感じていた2人の女性が、未開の看護の道を切り開いていく姿を描く。「あなたのことはそれほど」「病室で念仏を唱えないでください」「くるり?誰が私と恋をした??」などの連ドラで知られる吉澤智子さんが脚本を書き、Mrs.GREEN APPLEが主題歌「風と町」を歌う。

配信元: iza!

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