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【京都府京都市】福田美術館が伊藤若冲の作品を一挙公開!「若冲にトリハダ! 野菜もウリ!」、初公開や99年ぶりに公開の貴重な作品も登場

伊藤若冲《果蔬涅槃図》1792年以前 個人蔵 5月9日(土)〜6月19日(金)のみ展示

京都生まれ京都育ちのライターが、京都のイベント情報をお届け!今回ご紹介するのは、福田美術館で開催される「若冲にトリハダ! 野菜もウリ!」。若冲愛好家の人にはもちろん、美術に馴染みのない人にとっても若冲の魅力を存分に感じられる機会になるはず。詳細をチェックしてみて。

『果蔬図巻』と重要文化財『菜蟲譜』を並べて公開

伊藤若冲《果蔬図巻》(部分)1790年以前 福田美術館蔵 通期展示

福田美術館は、江戸時代から現代にかけての美術品を中心に、シーズンごとの企画展を開催している。福田美術館の作品のなかでも注目を集めているのが、2023年にその存在が確認された伊藤若冲(1716-1800)の『果蔬図巻』。この作品は長年ヨーロッパの個人が所蔵していたが、一昨年日本へ里帰りし、福田コレクションの仲間入りを果たしたという。

伊藤若冲《菜蟲譜》(部分)1791年以前 佐野市立吉澤記念美術館蔵

「若冲にトリハダ! 野菜もウリ!」では、約1年間の修理を終えた『果蔬図巻』と、『果蔬図巻』の翌年に描かれた重要文化財『菜蟲譜』が並べて公開される。

京都・錦市場の青物問屋の長男として生を受けた伊藤若冲は、23歳で家業を継ぎながらも、その胸の内には絵画への止まぬ情熱を秘めており、40歳頃に家督を弟に譲って隠居し、画業に専念することを決意。その後、京都の大寺院が収蔵していた中国絵画や、中国人画家・沈南蘋(しんなんぴん)による緻密な写生画法などを貪欲に吸収し、自らの画技を磨き上げていったという。

若冲作品約40点と、同時代に活躍した画家の優品も展示

伊藤若冲《蕪に双鶏図》18世紀 福田美術館蔵 通期展示

今回の企画展では、若冲最初期の作品である『蕪に双鶏図』や、

伊藤若冲《老松白鶴図》18世紀 福田美術館蔵 通期展示

2025年に新たに収蔵された『老松白鶴図』など、新出作品10点を含む初期から晩年までの若冲作品約40点が展示される。

円山応挙《群犬図》1773年 福田美術館蔵 前期展示

長沢芦雪《牡丹孔雀図》18世紀 福田美術館蔵 後期展示

また、与謝蕪村、円山応挙、長沢芦雪など、若冲と同時代に京都で活躍した画家たちの優品も併せて楽しむことができる。

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