中東情勢の緊迫化でナフサの供給に不安が広がるなか、プラモデル愛好家の間では「模型用シンナーの買い占めはやめろ」と非難する声があがっている。
ナフサは原油を精製して得られるガソリンに似た液体。シンナーはこのナフサを原料に作られる。
ホルムズ海峡封鎖で原油の輸入に懸念が生じた先月、模型用塗料大手のGSIクレオスは中東情勢の悪化を理由に、4月から需要の高い製品を中心に生産すると方針を公式サイトで発表した。
昨今の中東情勢の悪化により、原油および石油化学系原材料の調達環境が急速に不安定化しており、塗料や容器原材料の十分な確保が不透明な状況となっております。
弊社といたしましても供給維持に向け最大限努めておりますが、安定した生産・出荷を継続させるため、需要の高い製品のみ月間の出荷数量を調整させていただきます。
GSIクレオスは消耗品を過度に購入しないよう注意をうながし、塗料大手のガイアノーツも「皆さん、落ち着いてください。溶剤は普通に生産して出荷しています」とXで呼びかけたが、模型店や家電量販店で複数のメーカーのシンナーが品薄状態だという報告が13日までに相次いでいる。
プラモ売り場に行ったら、塗料用シンナーの大瓶はほぼ全種類売り切れ
パニおじ(パニック買いおじさん)なのか、転売ヤーなのか
地元でパニおじが出たのかガイア系のシンナー全滅してた
昨日某家電屋さん行ったけど、プラモの薄め液(シンナー溶剤)全く売ってなかったな
積みプラから積み溶剤…
たくさん買っても持て余しそう
一時的に品切れしてもすぐに補充されるよ
ガイアノーツは3月27日の時点で「焦って買われる方が多いので品薄状況になっているようですが、冷静に考えて自分が普通に使う量をご購入してください」としている。
また、産業用のシンナーがフリマサイトに高額出品されたことも問題視された。シンナーの引火性の高さと、商売などでの大失敗を意味するネット用語「爆死」をかけて「下手したら物理的に爆死するが可能性ある」「物理的に爆死したら周囲も巻き込んで洒落にならんぞ」と転売ヤーの動きを危惧するXユーザーもいた。
産業用シンナーとは成分の純度などが異なるが模型用シンナーにも引火性がある。どちらも揮発性が高く、管理が不十分だと健康上の大きなリスクになるため取り扱いには注意が必要だ。

