犬のクッシング症候群を早期発見する方法

クッシング症候群は、放置すると糖尿病、高血圧、血栓症などの深刻な合併症を引き起こし、寿命を縮めてしまう恐れがあります。また、医原性を除いては予防法がないうえに、進行性の病気でもあるからこそ、早期発見と早期治療が重要になります。
ここからは、犬のクッシング症候群を早期発見する方法をご紹介します。
1.飲水量や食欲などの変化を見逃さず、早めに受診
クッシング症候群を早期発見するには、まず日々愛犬をよく観察し、飲水量や排尿量、食欲などの変化を見逃さないことが大切です。体型や被毛などの見た目、呼吸の変化にも注意しましょう。
具体的には、以下のようなことをチェックしてください。
多飲多尿になっていないか 異常に食欲旺盛になっていないか 筋肉が減少し、お腹だけがぽっこり出ていないか 左右対称に脱毛していないか 苦しそうに呼吸をしていないかもし、該当することがあったり、「何かおかしい」と感じたりする場合は、早めに動物病院を受診しましょう。愛犬の小さな変化を見逃さず、早めに動物病院を受診することが、早期発見と早期治療につながります。
2.定期的な健康診断
病気の早期発見には、定期的な健康診断が欠かせません。定期的に健康診断を受けることによって、目に見える症状が出る前に病気の兆候を見つけることができます。クッシング症候群の早期発見においては、血液検査、尿検査、腹部超音波検査が特に重要な検査になります。
成犬期は1年に1回、シニア期(7歳頃〜)以降は半年に1回(年に2回)の健康診断が理想的です。
まとめ

クッシング症候群は、放置すると糖尿病などの合併症を引き起こし、愛犬の寿命を縮める恐れのある病気です。この病気になると、コルチゾールが過剰に分泌されて、さまざまな症状が現れます。
しかし、食欲増進や筋肉の減少など、「食欲があるから元気」「年のせい」と見過ごしてしまいやすい症状が多いです。だからこそ、日頃から愛犬をよく観察して小さな変化を見逃さないようにしながら、定期的に健康診断を受けて早期発見につなげましょう。

