1歳の娘はおとなしい性格で、初めての場所では私からなかなか離れようとしません。よく行く子育てサロンでは、半年通ってようやく親から少し離れた場所でも遊べるようになってきたところ。そんな娘の様子が、その日は少し違って……?
母が見えなくなると泣く娘
その日の子育てサロンには、顔なじみの親子が数組、専門学校の学生さんが実習生として2名参加されていました。そして、娘は私から少し離れて学生さんと遊んでいました。
このサロンでは、親がお手洗いに行く際は周囲の人に子どもを見ておいてもらえます。しかし、私の姿が見えなくなると娘は毎回泣いてしまうので、私はお手洗いへ行くたびに急いで用を足して戻っていました。
そして、この日も私は「お手洗いに行ってきます」とこっそり周囲に伝え、部屋を出ました。すると……。
泣き声が聞こえない…ドアを開けると!?
この日はなぜか、私が部屋を出てもお手洗いに入っても、用を足し終えてお手洗いを出ても、まったく聞こえない娘の声……。
え? 本当に? 毎回必ず聞こえていた大きな泣き声が、聞こえない!? 驚きながら部屋のドアを開けると、そこには変わらず遊んでいる娘の姿。
「すごーい!」「よく頑張りました!」「すごいね◯◯ちゃん!」「やったね!」。
拍手喝采とともに聞こえる、なじみのスタッフさんやママたちから娘への賛辞。
あぁ、スタッフさんやママたち、学生さんも、みんなで静かに娘を見守ってくれていたんだ……。娘の成長、拍手の温かさ、そして皆さんのやさしさが本当にありがたくて、つい涙腺が緩みました。

