●一度ならず二度までも止められなかった
さらに問題なのは、男性店主が1人だけでなく、別の女性出演者にも同じように「軽く腰を触る」行為を繰り返していた点だ。しかも、まったく悪びれるそぶりもなく、結果的にそれが放送された。
現代の感覚からすれば、男性の行為は明確に「アウト」と言わざるを得ない行為である。カメラが回っている状況であっても、あのような行為に及ぶ人がいることに驚いた。
●「笑い」に変えたスタジオの責任
そして、この問題をさらに深刻にしているのがスタジオの演出だ。
スタジオで収録を眺めるMCの千鳥が「ちょっと待てい」ボタンを押して映像を止め、「ケツ触ってた?」とツッコミを入れるなど、問題の場面を“いじる”構成になっていた。
さらに、スタジオトークの間、女性が腰を触られたシーンを強調するために、フリーズされた状態などで何度も繰り返し放送されており、タチが悪い。
被害を受けた側が、番組に遠慮して言えなかったとしても、不快に感じた可能性は高く、繰り返し女性が腰を触られる映像を見せられて不快に感じた視聴者も多かったはずだ。

