京都府南丹市で市立園部小6年の安達結希(ゆき)さんが行方不明になった報道を受け、SNS上で誤情報とスパムが拡散されている。
産経新聞(電子版)によると京都府警は13日、同市の山林で子供とみられる遺体を発見。この遺体の服装と、安達さんが行方不明になった際の服装が似ていたことが14日までにわかった。
遺体発見が報じられた13日夜ごろから、X上では真偽不明の情報が錯綜し、中には「犯人が自供した」などと断定的に語るポストが飛び交った。一部では大手ニュース配信サイトのヤフーニュースが報じているように見せかけて、ヤフーニュースで記事を読もうとした人を別のサイトに誘導する“偽装リンク”を設置するものもあった。広告収益のためにリンクを押させる、マルウェア(悪意のあるソフト)に感染させて個人情報を盗むなどの狙いがあるとみられる。
社会的な関心事と、感情を揺さぶる刺激的な文言を悪用して、SNS投稿やメールのリンクをクリックさせるのはサイバー攻撃の常套手段だ。今回は子供の安否が関わるニュースのデマを使った手口がネットユーザーの逆鱗に触れ、「人としてアカン一線越えたぞ」「こういうのは通報するに限る」などと激怒する人が少なくなかった。
偽装リンクを見破るには?
Xには、投稿に表示されている画像をクリックすると任意のURLのサイトが表示される仕組みがある。文字だけの投稿よりも目立つため広告やキャンペーンでよく使われる機能だが、URLそのものが表示されなくなって、どんなサイトに移動するか一目では分かりにくいデメリットもある。ヤフーニュースへの偽装リンクもこれを逆手に取ったようだ。
URLそのものは表示されなくなるが、画像型リンクの左下でリンク先のドメイン(ウェブサイトの住所)を確認できるようになっている。投稿内容やアカウントと、ドメインが大きく食い違っているようならクリックするのを避けたほうがいいだろう。

