夜に犬を散歩させる時の「絶対NG行為」4選

1.黒っぽい服での散歩
夜道において、黒や紺などの暗い色の服は背景に溶け込んでしまい、車や自転車の運転手からはほとんど見えません。飼い主が黒い服を着ていると、運転手は「そこに人がいる」と気づくのが遅れ、衝突事故につながる恐れがあります。
また、犬の毛色が黒や茶色の場合はなおさら危険です。自分たちの存在を周囲に知らせることができない服装で歩くことは、暗闇の中に隠れて歩いているのと同じことだと認識しましょう。
2.スマホを見ながらの「ながら歩き」
暗い中でスマホの画面を見ていると、目が光に慣れてしまい、周囲の暗闇がさらに見えにくくなります。この状態で歩くと、足元に落ちている割れたビンや、他の動物の糞、あるいは毒性のある食べ物などの「拾い食い」に気づけません。
また、背後から音もなく近づいてくる自転車や歩行者への反応も遅れてしまいます。夜の散歩は、愛犬の様子と周囲の状況を常に確認できるよう、スマホはカバンにしまっておきましょう。
3.リードを長く伸ばしすぎる
伸縮リードを長く伸ばして歩くのは、夜間は非常に危険な行為です。暗い場所では、細いリードの紐が通行人や自転車から見えず、紐に足を引っかけて転倒させてしまうトラブルが多発しています。
また、急に曲がり角から車が出てきた際、リードが長いと愛犬をすぐに手元へ引き寄せることができず、事故に直結します。夜間はリードを短く持ち、飼い主のすぐ横を歩かせるのが、お互いの身を守るための鉄則です。
4.ノーリード(放し飼い)
「うちの子は賢いから離しても大丈夫」という考えは、夜間では通用しません。夜は突然のバイクの音や、暗闇から現れた猫などに驚き、愛犬がパニックを起こして走り出してしまうリスクが高いからです。
一度見失ってしまうと、暗い中では愛犬を見つけることは困難を極めます。ノーリードは脱走や交通事故の原因になるだけでなく、周囲の人に恐怖心を与えてしまうため、場所を問わず絶対にやめましょう。
夜の散歩に潜むリスクとは?

夜の道には、昼間には想像もつかないようなリスクがいくつも隠れています。最大のリスクは「視認性の低下」です。人間が思っている以上に、車の運転席からは歩行者や小さな犬の姿は見えていません。
また、暗い道では段差が見えにくいため、飼い主が足を踏み外して転倒し、リードを離してしまうという二次被害も起こり得ます。
さらに、夜行性の野生動物との遭遇や、不審者によるトラブルなど、防犯面での警戒も必要です。夜の散歩は、これらすべてのリスクが同時に存在しているという危機感を持つことが大切です。

